毎日の生活が楽しくなる「器」。なかでも土でつくられる、ずっしりとし重みのある陶器は何を盛り付けてもサマになります。そんな存在感のたっぷりの陶器を、キュートなデザインで生みだしているのが、陶芸家の岡崎裕子さんです。
日本初上陸BONTONとコラボ!3月18日、代官山に日本発初上陸、「子供と大人が楽しめるライフスタイルを提案する」がテーマのブランド「BONTON(ボントン)」と、岡崎さんの日本限定のコラボレーション作品が発売。ボントンのトレードマークである星柄モチーフのこちらの器、見た瞬間、思わず「かわいいー 」と呟いてしまいました。色合いといい、趣といい、ちょっぴり渋いイメージの陶芸作品が、こんなにかわいらしく仕上がるなんて!
使いやすさにも工夫がじつは、こちらの器たち、子どもでも使いやすいように配慮した作品になっているんです。岡崎さんの1歳になる娘さんが、自分で食べようとする姿を見て、食器がもっとこうだったら、小さな子どもでも食べやすいのに......と思っていたことを実現したのだとか。
例えば、小丼は倒れたりずれたりしないように、高台を広く、そして口元は一度すぼめているので、スプーンやフォークで底から口元にスライドした時に、食べ物が乗りやすくなっています。かつ、汁物を飲む時に飲みやすいように最後の口元は広げる、など細かく工夫されています。
また飯わんは、手で包み込みやすい丸みで、片手で支えながら食べる癖をつけやすいように工夫。湯呑は両手で持ちやすい大きさです。
女性にもちょうどいいサイズこんなにも子どもたちへの愛と工夫が込められている器。見た目もとびきりキュートなワケです。子どもだけじゃなく大人も使いたくなります! 大きさも女性が日常使いするのにちょうど良さそうです。
(若松真美)