シーズン前のケアが肝心！ アーユルヴェーダ式「花粉症」対策

2月に入ると、そろそろ気になってくる花粉。本格的なシーズンが来るまえに、コンディションを整えておきたいところです。

花粉症は「カパ」がポイント

アーユルヴェーダでは、花粉症による症状は、冬の間に溜め込んだ「カパ」が溶け出していると考えられています。つまり、花粉シーズンが来る前にカパを減らしておくと症状がぐっとやわらぐそう。食事の面では、肉などの重いものや、甘いもの・脂っこいものを控える、夕食の穀物を減らすなどがポイントに。また、日中に軽い運動を取り入れたり、身体を温めるのもいいといわれています。

洗髪と入浴は朝に！

とくに「頭部」を冷やしてしまうのがカパにはよくないそうで、濡れた髪で頭を冷やしてしまわないよう、髪を洗うのは朝がベター。濡れた髪はすぐに乾かすことも大事です。めんどうだから、忙しいからと生乾きにせずに、しっかりと乾かします。また、カパの時間帯といわれる朝6時〜10時に入浴をして、からだを温めるとさらにGOOD！

症状がつらいときは「鼻うがい」

カパを減らす生活習慣は、花粉シーズンが到来してからも有効です。でも、疲れたりすると辛い症状がでることも。そんなときは、「鼻のグズグズを爽快に！ 塩とお湯があればできるお手軽対策」で紹介した鼻うがいをしてみるのもいいかも。

春はぽかぽかと温かくて過ごしやすく、梅や桜などの花も楽しめます。それなのに「花粉症だから...」と部屋の中でゆううつに過ごすなんてもったいない！ 食事は軽く＆朝風呂で、気持ちよく外へ出かけたいと思います。

[yoga.jp]

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（杉本真奈美）