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頑張っているのになぜ? 婚活をするほど「縁」が遠のくワケと対処法

2014/02/08 00:00 投稿

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こんにちは。マリアージュカウンセラー斎藤芳乃です。

 これまで3000人以上の恋愛・結婚にまつわる相談を解決してきました。その中で、よく寄せられる悩みを例にあげ、「なぜか普通の幸せが手に入らないの......」と悩む女性たちに向け、その対処法を紹介していきます。

 今回も「恋愛運をあげたいけれど、がんばって自分磨きをしてもなかなか良い縁に巡り会えないんです......」というお悩みに答えていきたいと思います。

 たくさんの方が、こうしたお悩みを抱えている一方で、パートナーのみならず、常に男性に囲まれ、信頼され、自然体なのに愛されている女性がいることも事実です。驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、こうした恋愛運の差は、「自然に触れ、親しんでいるかどうか」に関係して、影響を受けていることご存じでしたでしょうか?

 

婚活をするほど恋愛が遠のくワケ

たとえば、ある相談者の女性は、婚活や合コンなど、いつも自分を磨いてお稽古をして、自己改善を続けながら積極的に参加していました。けれども、「男性を手に入れようとする目的」を意識しすぎてしまい、男性脳を使った計算で動くようになってしまっていたんですね。

そのため、会話もゆったりと相手と楽しんだりするよりは、笑顔の裏で「この人とうまくいかせるように」という焦りになって、相手を無意識にコントロールしようとしてしまっていたのです。

つまり、相手といっしょにいる喜びを感じたり、自然のままの自分で相手と時間を過ごすということから離れてしまっていたのです。

 

「支配欲」が男性のプレッシャーに

支配欲とは、誰もが心の奥底に持っている「相手に思い通りになってほしい」という欲求のことです。これは特に、子ども時代、親に対して「言うことをきいてほしい」「わがままをきいてほしい」「自分をみてほしい」というような強い感情となって現れるものです。普段は「いい子」なのに、恋愛になると途端にわがままになる女性がいますが、これは、こうした自分の中の支配欲を抑圧しているからなんですね。

「結婚したい!」という欲求があるときは、普段は押さえられているこうした愛に対する欲求が、知らず知らずのうちに出てきてしまうのです。こうなってしまうと、相手の男性は言葉や態度から窮屈さを感じてしまい、目に見えないプレッシャーを感じて、その女性から離れたくなってしまいます。

 また、男性に受けいれてもらいたいと思っているときも、相手へのコントロールになっていることがあります。「自分は相手を受け容れているのだから、あなたも私を見てほしい」という無意識のプレッシャーをかけていることがあります。

 

自然に触れ「ありのままを受けいれる」ことを学ぶ

こうした場合には、一度、「こうしなければならない」「こうすべきだ」という自分の強い思い込みをリセットしてあげる必要があります。そこで有効なことが、自然と親しむということです。たとえば、私たちは海の流れをコントロールすることはできませんし、風の吹く流れや雨を支配することも、花を意図的に咲かせることもできません。

こうして、自然に触れ、自然に共鳴し、自然の流れを自らに取り入れることで、今まで支配しようとしていた気持ちがじょじょになくなり、「ありのままの状態を受けいれる」という意識を育てることができるようになるのです。

先ほど例に挙げた、婚活で煮詰まっていた女性は、海外旅行に行って自然に触れ、風や木々、海を感じたことで、日常を忘れて、窮屈な価値観からいったん離れることができました。じょじょに支配したいという欲もおさまり、「周囲を変えず、ありのまま受けいれる」という生き方が少しずつできるようになっていきました。

その結果、その女性の「相手を変えない」という自然体で付き合えるナチュラルな魅力に惹かれ、次々に男性から声をかけられるようになったのです。

 あなたは今、どれくらい、調和の人生を送っていますか?

ナチュラルに生きながら、ぜひ相手を自然に受けいれられるあなたを育ててみてくださいね。

 photo by Thinkstock/Getty Images

(斎藤芳乃)

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