一年中なぜか手が冷たい、冬なんて氷のようになってしまう。そんな悩みを持つ女性も少なくないかと思います。
ビクビクは「冷え性」を悪化させる?先日「幸運体質になる秘訣」としてご紹介した、ホリスティックビューティセラピストYukiさんの著書「一瞬で「ミラクル体質」に変わる本」によると、冷たい手の背景には、「うまくいかなかったらどうしよう」「あの人は私のことをどう思っているんだろう」といった周りを気にする気持ちが隠れているのだとか。
「結果や人の目を気にしているときって、冷え性が悪化するんですよね。これは、自分の内側にエネルギーがなくて、常に外側に放出されてしまっている状態。」
※「一瞬で「ミラクル体質」に変わる本」88ページより引用
逆に自分に意識が向けられている人は、手がいつもほかほかでやわらかいそう。そんなに周りを気にしているつもりはないと思う人でも、手が冷たかったら自覚のないところでビクビクしているのかもしれません。
ビクビクは「腎」を弱らせる恐れは、五臓でいうところの「腎」を傷つけてしまうといいます。まずは、弱ってしまった腎をケアしてあげるのがいいとのこと。本で紹介されていたセルフケアの方法がこちら。
カラダをあたためて恐れを手放す1.リラックスできる場所に座り、肩の力を抜く
2.気をつけの姿勢をして両肘が当たる場所が、ちょうど腎臓の位置。腎臓を手のひらで優しく温めるようになでてあげる
3.手のひらでカップを作り、その手でとんとん腎臓の周りを叩く※「一瞬で「ミラクル体質」に変わる本」90ページより引用
カラダがほかほかしてくると、不思議と心が落ち着いてくるもの。気づかずに抱えていた恐れもすーっと離れていくような気がします。腎が元気になることで、恐れがすんなり手放せるという好循環にもなっていきそうです。
何かと不安になることの多い今の社会。「手が冷えてるってことは、びくびくしているんだ!」とカラダのサインに気づいて、こまめにケアしてあげることが大切になりそうです。
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(杉本真奈美)