元旦は、南部の友人宅を借り切って、3家族総勢13名で年越しをしました。近くの温泉に入り、そこのサウナ室で紅白を鑑賞し、たわいのない話しをしながらものすごい量のそばを食べて、「あ! 」と気がついたら時計の針は12時をまわり......。
初日の出、実ははじめて見ました。39年間生きてて、いちども「初日の出見よう! 」となったことはなかったなぁ。たいてい深夜まで友だちと飲んでいて、夜が明ける前に寝てしまう、というパターンでしたがようやく!
友人宅は海が目の前。ここから日の出も夕日も見れます。いちにち中、海で遊んだり昼寝したりして過ごして、途中おせちも食べてほんとに絵に描いたような「正月」を満喫しました。なにもしないって素晴らしい。
おせちは簡易的ではありますが、何品か作らないとどうも気持ちが落ち着かない。なますに伊達巻き、黒豆、田作り、煮しめ、白身魚の昆布しめ、紅芋きんとん、蜜金柑、ドゥルワカシー、ラフティ、雑煮......。
沖縄らしいのは、ドゥルワカシー。田芋の含め煮です。茹でた田芋を刻んで、塩豚、竹の子、干し椎茸、葱などで炒めて行きます。途中、出汁を加え塩で調味。すごく簡単ですが、とーってもおいしい。ラフティ、紅芋きんとんなども沖縄風。毎年、そういった沖縄おせちが少しずつ入ってくるのがたのしいなぁと思います。
(根本きこ)