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2014年は19年に一度のスペシャルイヤー! 注目の天体イベント一覧

2014/01/01 21:00 投稿

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あけましておめでとうございます。 アストロ・コミュニケーターの景山えりかです。今日は新月です。西暦1月1日と新月が重なるのは1995年以来で、なんと19年ぶり! こよみにおいて、太陽と月のリズムを調和させるために、19年というサイクルはとても重要です。2014年は「19年に一度」がキーワード。実は、元日と新月の重なりのほかにも、19年に一度の特別な日が、年末にめぐってきます!

それでは、今年注目の天文現象&こよみのイベントをご紹介しましょう。

三大流星群

 

・1月4日頃「しぶんぎ座流星群
・8月13日頃「ペルセウス座流星群
・12月14日頃「ふたご座流星群

 

この連載で何度もご紹介している三大流星群。今年ももちろん健在です! 2014年の天体ショーのトップを飾るのは「しぶんぎ座流星群」。活動のピークは、1月4日の明け方と予想されているので、1月3日の深夜から1月4日の夜明け前までが見頃となります。新月を過ぎたばかりで月明かりの心配もなく、最良の条件です。街灯りの影響が少なくて空が十分に暗く、見晴らしのいい場所で観察すれば、1時間に数十個の流星キャッチも夢ではありません

火星が最接近

 

4月14日に、地球と火星が最接近します。火星は、およそ2年2か月ごとに最接近しますが、今年は"小接近"といったところ。それでも、この前後の時期は火星の一番の見頃です。

スーパームーン

 

今年最大の満月である「スーパームーン」は、8月11日。スーパームーンについては、昨年の記事で復習をしておきましょう。

中秋の名月

 

中秋の名月とは、旧暦8月15日のお月様のこと。天文現象ではありませんが、毎年お月見をしている人も少なくないはず。今年の中秋の名月は、9月8日です。9月のはじめといえば、気がかりなのは残暑。月光が冴えわたる涼しい夜を期待したいところです。

皆既月食

 

10月8日の夕方から宵にかけて、月が地球の影に完全に入り込む皆既月食が起こります。ほぼ全国で月食の始めから終わりまでを見られるのは、およそ3年ぶり。4月15日にも皆既月食が起こりますが、皆既の状態が日本からは見られないのが残念です。

朔旦冬至(さくたんとうじ)

 

旧暦11月1日が冬至と重なることを「朔旦冬至」と呼びます。19年に1度の吉日とされ、なんと今年の12月22日が、その日にあたります。19年ぶりの吉日なんて、今からワクワクがとまりません! さらなる詳細は、12月にお伝えする予定です。

日常生活とは無縁のように思える星や宇宙の世界を、自分に引き寄せて楽しめる機会が今年もいっぱいです! さあ、2014年も空を見上げながら、日々の暮らしをより楽しく、心豊かに過ごしましょう。

photo by Thinkstock/Getty Images

(景山えりか)

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