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一番お手軽。これだけはやっておきたい、心身を清める「冬至」の習わし

2013/12/22 00:00 投稿

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明日、12月22日はいよいよ冬至の日。

冬至の日は太陽のパワーが復活していくスタート地点。私達のエネルギーもそれに合わせて上昇していきますが、そのエネルギーの流れにのって最大限に力を発揮していくためには、まずは身を清めることが大事。それを日本の風習では「みそぎ」とか「邪気払い」と呼んでいます。

冬至におすすめ「酒風呂」

柚子風呂に入ったり、冬至南瓜を食べたり、この日に行う日本の風習はたくさんありますが、心身を清めるのにおすすめは「冬至の酒風呂」。

あまりご存知の方が多くないようですが、れっきとした記念日として冬至だけでなく春分、秋分、夏至の日も酒風呂の日と決められています。

酒風呂のよいところは、何よりお手軽だということ。トクトクトク、と湯船に気楽にお酒を注げば、酒風呂の出来上がりです。新陳代謝がよくなり、保湿、美肌成分もあるから、しっとりなめらかな美しいお肌目指したい人にもピッタリ。体をあたためる効果も柚子風呂に劣らず、しかも表面だけあたためるのではなく、カラダの深いところからじんわりあたためてくれるから、その人が持っているカラダの機能自体を高め、代謝も上げてくれます。代謝が上がれば、老廃物を外に出す働きも高まりデトックス効果も期待できます。

どんな種類のお酒がよいのか迷いますが、合成酒は避けて純米酒を使います。二級酒でも、開けて少々古くなったお酒の扱いに困った時などちょうどよいと思います。

心身を清めることで福がやってくる

神様の力をたくさん受け取るには、まずは自分のかカラダとこころを清める、そうすると自然と福や力がやってくる。これがにほんの様々な行事の中にあらわれる本質。だから一年でも大きなキーポイントになる日、冬至の日にはたくさん邪気払いの方法が考えられているというわけです。

邪気払いをすれば、一陽来復。悪いことが続いていても、運気が回復していくという考え方ですが、この冬至を機転に柚子湯、酒風呂、運もり、小豆粥などのみそぎをどれか一つ取り入れて、復活の運気をいただきながら、今年一年のしめくくりをしていきましょう。

(広田千悦子)

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