忘年会にクリスマス、年が明ければ新年会と、これからの時期はお付き合いでの食事が増え、体重キープが難しくなります。そこで意識したいのが食べ順。ダイエットには「野菜」から食べるのがいいと思っていましたが、実はそこには落とし穴があるそう。
野菜からではなく、たんぱく質から!「グルテンフリーダイエット」の著者であるエリカ・アンギャルさんが、フジテレビ系の「全力教室」の中ですすめていたのが「たんぱく質」から食べること!
食事のときに血糖値が上があがると脂肪がつきやすくなるため、ダイエットには血糖コントロールが大切だという話は聞いたことがあると思います。野菜は食物繊維が豊富なので、食事の最初に食べると血糖値の上昇を抑える働きがあるのですが、どんな野菜から食べてもいいと考えるのはNG!
中にはニンジン、レンコンなどの甘くGI値(体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピードを計った値)が高いものもあるからです。それよりも、肉や魚などのたんぱく質から食べるほうが、確実に血糖値の上昇を抑えられるとのことでした。
アーユルヴェーダでも、肉や魚から食べるのが◎たんぱく質から食べるというのは、アーユルヴェーダにも通じるものがあります。アーユルヴェーダでは「アグニ」という消化力を意識した食べ方を推奨しているのですが、「ファンタスティック アーユルヴェーダ」には、次のように記載されています。
消化力が一番強い食べ初めのうちに重いもの、油っぽいもの、甘いもの、濃厚な固形物など、消化しにくいものを食べるようにします。
(「ファンタスティック アーユルヴェーダ」P.98より引用)
つまり、重く油っぽい肉料理や魚料理などから食べることをすすめているのです。子どもの頃、「ごはんとおかずは交互に食べなさい」と教わったことがあるかと思いますが、健康を考えるとまずはおかずをしっかり食べて、最後に穀物でしめる懐石料理の食べ方のほうがいいのかもしれません。
ちなみに、エリカ・アンギャルさんが居酒屋メニューでおすすめしているのが「枝豆」。食物繊維とたんぱく質が摂れ、カロリーも低いので間食にもいいそうです。海外のセレブも常食しているとか。冬はこたつでだらだらとお菓子やみかんを食べてしまうという人は、枝豆に変えてみるといいかも。冷凍したものなら一年中手に入りますよ。
[グルテンフリーダイエット,ファンタスティック アーユルヴェーダ]
photo by Thinkstock/Getty Images
(杉本真奈美)
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