知ってるつもりだったかも。話題のスーパーフードをカンタン学びなおし

聞いたことはあるけど詳しくは知らないかも......というもののひとつ「スーパーフード」。ローフードムーブメントが起きた30年ほど前にアメリカやカナダで確立された概念で、栄養価豊富な土地で育った植物をオーガニック製法で加工した栄養素の非常に高い食品のことを意味しています。

ちなみに、カリフォルニアのオーガニック＆ローフードメーカー「サンフード」では、スーパーフードの定義を以下の３つとしています。

（1）12種以上の有効栄養成分を含む食品であること
（2）一般的に摂取する野菜や果物より栄養価が高い食物であること
（3）低カロリーであること

こう聞くと、なんとなくサプリメントを思い浮かべますが、栄養価的はもちろん製法行程においても、化学的に調合されたビタミンやミネラルサプリとはまったく一線を画すもの。

サンフードでは、アサイーやマカなど栄養価の高い植物をフリーズドライにしたパウダー状にしたものや、固形のドライフルーツ＆ナッツのミックスがスーパーフードとして商品になっています。パウダー状のものはジュースやスムージーにブレンドして、フルーツ＆ナッツはそのままスナックとして食べることができるという手軽さも特徴です。

大丈夫だとおもっていた食事もじつは

忙しい毎日の中、ついつい空腹を満たすだけであまり栄養のない、エンプティカロリー食品を食べてしまっている人はもちろんですが、野菜は必要量摂取しているので大丈夫とおもっている人でも、その野菜が栄養素の乏しい土地で栽培されたものであった場合、ほとんど栄養が摂れていないというのが現実です。

そう考えると、本当に自分の食生活が大丈夫なのかかなり自信がなくなりますが、残業や付き合いなど、公私ともに忙しい年末こそ普段よりも一層工夫してバランスのよい食生活を心掛けたいもの。スーパーフードのを上手に活用して、忙しい日々をらくらく乗り切りたいと思います。

［Sunfood］

photo by Thinkstock／Getty Images

（小林繭）