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かゆみにかぶれ......トラブルの多いデリケートゾーンはどうケアすべき?

2013/11/27 00:00 投稿

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5回に渡ってお届けする、植物療法士・森田敦子さんによるデリケートゾーンのケアのお話。1回目は、膣が濡れることの大切さや、膣粘液が出ているかどうかのセルフチェック法についてお話しました。2回目の今回は、デリケートゾーンの具体的なケア法についてお伝えします。

さまざまなトラブルを抱えるデリケートゾーン

森田さんによると「毎日のお風呂で、膣周辺を専用ソープできちんと洗ったほうがいいです」とのことですが、「どうやって洗えばいいの?」というのが正直なところ。なぜなら、私たち日本人女性のほとんどは、デリケートゾーンの正しいケアについて知識を得る機会がありません。

「フランスでは、娘の生理がはじまったら、母親がデリケートゾーンのケアについて教えます。日本でも江戸時代くらいまでは割合オープンだったようですが、今では親子で話題にすることはなく、正しい知識が伝承されていないのが実情です」(森田さん)

デリケートゾーンをケアする必要性に気付かず、人知れず「かゆみ」「かぶれ」や「におい」に悩む日本女性。誰にも相談できないまま、そのまま放っておいたり、市販の塗り薬をつけている人も多いのでは。

「現代の女性の多くは、通気性の悪い化学繊維の下着をはき、その上からガードルやストッキング、洋服を重ねています。当然デリケートゾーンはムレて雑菌が繁殖し、においやかゆみの原因になります。毎日洗って清潔に保つことが大切です」(森田さん)

また、アンダーヘアもトラブルの大きな要因に。毛が濃い人ほど汗をかきやすく、ムレて雑菌が繁殖しやすいのです。

ちなみに、日本でも徐々に認知されてきましたが、ヨーロッパをはじめ、気温の高い中東の多くの国ではアンダーヘアの脱毛は常識だそう。

毎日の習慣にしたい! 膣の洗浄と保湿

デリケートゾーンを洗うときは、清潔な手指を使って優しく。膣内は弱酸性に保たれているので、同じ弱酸性の専用のコスメで、オーガニック成分配合のものを使うとより安心。「ネイルした爪で膣内の粘膜を傷つけてしまわないかしら?」と不安になりますが、粘液が粘膜をガードしてくれているので、極端に長い爪でひっかいたりしない限り問題ありません。

「専用ソープを手に取りたっぷりと泡立ててから、まずはやさしく上から荒います。膣周辺は指の腹を使ってなでるように洗ってください。なお、排卵前と生理前では膣の形状が異なるのですが、膣周辺を洗うことでそうした自分の体の変化に気付くこともできます」(森田さん)

さらにメラニン色素を多く持つ日本人は、下着のこすれなどで皮膚に色素が沈着し、デリケートゾーンが黒ずみがち。特にアンダーヘアのある人は、摩擦が多くなりより黒ずみやすい状態となっています。

「でも、正しく洗って保湿をすれば、ハリのあるつややかな肌が保てます。脱毛して皮膚がザラついているところは、保湿して栄養を与えると肌の再生力が高まりますし、顔のケアと同じように、デリケートゾーンも保湿することで肌状態が変わってきます」(森田さん)

顏のお手入れには一生懸命なのに、これまであまりにもデリケートゾーンを放置してきたなぁと大反省......。下着や洋服をつければ隠れるので、つい後回しにしがちですが、大人の女性としてデリケートゾーンのケアを毎日の習慣にしたいものです。

毎日のケアに、森田さんが開発した「<ルボア>アンティーム オーガニック by ルボア」の「アンティーム フェミニン ウォッシュ(2,100円/税込)」と「アンティーム ホワイト クリーム(2,730円/税込)」がおすすめ。保湿+美白効果のあるクリームは、Vラインだけでなく、ワキやおっぱいなどの黒ずみにも使えて、女性の力強い味方になってくれそうです。

森田 敦子(もりた あつこ)
「ルボア」製品開発者。サンルイ・インターナッショナル代表、植物療法士。フランスにおいて、植物薬理学、フィトテラピーを学ぶ。帰国後、植物のエリシター効果を応用した研究開発で高い評価を得る。女性のいきいきと生きられる社会の創出を第一に考え、環境と人に優しい植物の効果を生かしたプロダクツの研究開発を行っている。06年2月表参道ヒルズに「エルボリステリア&メディカル フィトテラピースパ ルボア」表参道ヒルズ店をオープン。著書に「成分表示でわかる化粧品の中身(婦人生活社刊)」がある。


ルボア,アンティーム オーガニック byルボア

photo by Thinkstock/Getty Images

(取材・文/武田 京子)

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