このピンクの麺は、ドラゴンフルーツが練り込んであるそうです。宮古島で作っているカラフルな麺。ピンク好きの娘のために買ってみました。
ドラゴンフルーツの味自体は、そのインパクトあるヴィジュアルとは裏腹に、ぼやけたキウイのような淡い味なので、主張することなく麺に馴染んでいます。大根の漬け物をピンクに染めたりするときも使うようで、このショッキングピンクはいろいろな用途があります。
今回は、麺を茹でてから葱油で炒めて、あらかじめ茹でておいたひよこ豆とハンダマという薬草をいっしょに炒めて、塩胡椒だけで焼きそばを作りました。食べるときに、シークワーサーなどをしぼると味が引き立ちます。
ハンダマは表面は緑なのですが、裏を返すと赤紫色がうつくしい葉っぱ。味はつる紫に似ています。 ピンクの食材はいろいろあって、ビーツ、ハイビスカスのがくの部分のローゼルなど、ほんとうにため息がもれるほどきれいな色なので食卓がカラフルになります。
この宮古島の麺、他には緑色の麺(ゴーヤー)、黄色の麺(うこん)と、3種類あります。どれもかわいい色の麺なので、お弁当にぴったり。沖縄のベジ&マクロビオティックレストラン「浮島ガーデン」で買うことが出来ますよ。
(根本きこ)