北太平洋に生息するザトウクジラは、北の海で夏を過ごし、冬になると出産・子育てのために南の海にやってきます。ハワイには毎年11月から5月の間にたくさんのクジラが集まるので、見晴らしのよいところに行けば、陸からでも簡単にクジラを見ることができます。
陸からクジラを見つけるポイント!まず沖で水しぶきを探すこと。大きな水しぶきはクジラの可能性が高いといえます。また、クジラが潮を吹いていると、煙のように見えます。
<さらに裏ワザ>
沖で停泊している船を探すという方法もあります。ハワイの場合、この季節に沖で停まっている船は、クジラやイルカを見ているというサイン! 船の周辺は要チェックです。
クジラが水中にもぐってしまったら、少し待ってみましょう。普通10分に1度は呼吸のために水面に戻ってきます。子どものクジラはもっとひんぱんに呼吸をするので、5分くらいで再び顔を出すはずです。
ホエールウォッチングのツアーを利用するときは小さい船の方がクジラに近づくことができますが、大きい船の方が揺れが少ないという利点があります。ガイドの方によると、日本人は船酔いしやすい人が多いとのこと。海の状況によって船はかなり揺れるので、乗り物酔いをしやすい人は注意が必要です。
また大抵のツアーは、クジラを見れなかった場合、再乗船できるというサービスを提供しているので、念のためスケジュールに「クジラ予備日」を設定しておくことをおすすめします。
最近は、環境に配慮したツアーが増えているそうなので、こだわりあるロハス旅をしたい方にもぴったりです。
【島別主要スポット】
●オアフ島
・ダイヤモンドヘッド
・ハナウマベイ
・カエナ・ポイント
・クアロア・ランチ
・マカプウ・ポイント
●ハワイ島
・フアラライ・フォーシーズンズ
・ケアウホウ
・ケアホレOTECサイト
・プウコホラ・ヘイアウ
・カ・ラエ・パーク
●マウイ島 ※南側の海域は「クジラのゆりかご」と呼ばれ、最もクジラが多い地域
・ハナ
・ホノコワイ
・ホノルア
・ホオキパ
・カパルア
・キヘイ・ビーチパーク
photo by Thinkstock/Getty Images
(相原光)
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