私たちは毎分毎秒のように、心で感じていることがあります。でも、いつも思いのままに行動するのは難しい。ちょっと脇においておいて「こうしなくちゃ」とか「こうあるべき」といった頭で考えることによって行動することが普通のことだったりします。そうすると置き去りにされてしまうのが、今の気持ち。
その感情はなかなか消化することができません。そう、感情も食べものと同じで、適切なプロセスを経て、時間をかけて消化されていくものなのです。
(「一瞬で『ミラクル体質』に変わる本」P.15より引用)
消化されなかった感情はどこへ行くの? と思えば、食べ物と同じに「お腹」にたまってしまうそう。しかも「イライラ」「クヨクヨ」といったネガティブな感情ほど消化されにくく、Yukiさんのいうところの「感情便秘」になってしまうとか! そしてからだの中の気が詰まることで、運気も巡りにくい体質になってしまうというのです。
内臓のめぐりが良くなると、運気もまわり出すその感情便秘を解消する第一歩が、自分の「手のひら」を使ってお腹を触ること。それだけで、お腹の気はどんどん変わるのだとYukiさん。
お腹ケアで心がほぐれるどんどん体内を流れる気・血・水が整って、何もしないのに内側からキレイになって良い気が満ちてくる、そしてやがて外側もキレイになって良い気が満ちていく。すると、良いものを引き寄せる力がぐんとアップしていく。それは自然界でも同じですよね。キレイな花には蝶が集まるのと同じように、華やかな人のところに、いい人、もの、情報がたくさん集まってくる。
(「一瞬で『ミラクル体質』に変わる本」P.51より引用)
Yukiさんの著書「一瞬で「ミラクル体質」に変わる本」では、体質を改善する方法がお腹を触ること以外にも「おへそのごまを取る」といった具体的な行動に落とし込まれています。頭で考えちな性格だと「引き寄せのためにポジティブな考えをしなくちゃ」などとかえって自分を追い込んでしまうものですが、深く考えずに実践できるんです。
はじめはびっくりするほど固くて冷たかったお腹も、次第にぽかぽかになってきました。今ではネガティブな感情がうまれたときも、無理に思考を変えようとせずにお腹を触るだけ。ふわんと柔らかい気持ちになれます。
(杉本真奈美)