「切れるものなら、さっさと切ってしまいたい！」そう思うのに、なかなか切れない関係ってあると思います。依存ばかりしてくる彼氏や、人の噂話しかしない女友だちなど。もう苦痛に感じるようになってしまった関係性とはサヨナラしてしまいたい。なのにキッパリと終わることができず、ズルズル続けていることも......。
自分でもどうしてキッパリスッキリできないのかと、もどかしく思うこの状態。実は「寂しさ」が原因でした！『沈黙からの言葉‐スピリチュアルな目覚めへの招待状‐』ではこのように書かれています。
自身の大いなる存在の本質的な性質とつながる前に他者との関わり合いを手放すと、（中略）孤独感や疎外感が沸き起こります。
（『沈黙からの言葉‐スピリチュアルな目覚めへの招待状‐』P.154～155より引用）
自分自身としっかり繋がっていないと、他社と離れるときに孤独に感じてしまうといっています。そして寂しさに耐え切れず、孤独よりもマシだと思い込み、また苦痛を感じる人間関係へと戻っていくというのです。
でもそのまえに自己へとむかう旅を続けていると、いつしか孤独感が消え、計り知れないほどの豊かさと満ち足りた完全さを得ると書かれています。
自分の嫌なところも受け入れるそこで気になる「自分の自己へむかう旅」とは、下記ようなものだそうです。
自分自身のあらゆる側面は受け入れられなくてはならないのです。
あなたが今まで判断を下して非難してきた自身の側面でさえも。（『沈黙からの言葉‐スピリチュアルな目覚めへの招待状‐』P.228より引用）
なるほど、自分の嫌なところもすべて受け入れればいいんですね。今すぐ完璧にはできるものではありませんが、でもこれが頭の片隅にあるだけで、何かが変わっていきそうです。
[沈黙からの言葉‐スピリチュアルな目覚めへの招待状‐]
出版社： ナチュラルスピリット
著者：レナード・ジェイコブソン
価格：1,680円
photo by Thinkstock／Getty Images
(知恵子）
