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行動が感情をつくる。口角を上げるだけでも幸せホルモンの分泌UP

2013/09/25 22:00 投稿

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誰もが持っている「思考の癖」は、人間の個性。上手に活用すれば強みになりますが、いつも自分の足を引っ張るパターンに陥りやすい場合には、その根本を見直す必要があります。

ですが、頭ではわかっているけれど生まれてから何十年もつき合ってきた思考の癖、特にネガティブなものをポジティブに変えるというのは至難の業。感情を素早く切り替え意のままにコントロール出来たら、どんなに明るい未来が待っているだろう......なんて思いを巡らせ、ため息をつきたくなりますが、実は「行動」することで「感情を切り替える」ことができます

幸せ脳のつくりかた

いにしえのインドから伝わる伝統的なヨガでは"心身一如(肉体と精神は一体)"という思想のもと、様々な姿勢(ヨガのポーズ)を用いることで精神を鍛練し、メンタル調整に活用してきました。

正しい姿勢をキープするために使う、背中・お尻・太もも・ふくらはぎの筋肉は「抗重力筋」と呼ばれ、その名の通り、地球の重力に抗うための筋肉。これらを鍛えることで脳に指令が届き、心を安定させる脳内伝達物質「セニトロン」の分泌を活性化します。ちなにみ、このセニトロンの分泌が足りない方は、猫背気味で、うつの傾向にあり。たっぷり分泌されていると、イキイキとした活気があふれ、"幸せ脳"を作ります。

忙しくてヨガする時間が無い! という人は、美しい立ち姿に意識を向けるたけでも、気持ちがシャキッと前向きに切り替わります

笑いヨガの効能

また、最近ではインドの医師が発案したという「ラフターヨガ(笑いヨガ)」というまったく新しいスタイルのヨガも登場。このラフターヨガは10分~15分、ただひたすら笑うというエクササイズで、多くの酸素を体内に取り入れ深呼吸の習慣を身につけたり、心身のストレスを削減し、ガン細胞やウイルス感染細胞を攻撃するリンパ球「ナチュラルキラー(NK)細胞」の数を増やしたりと、笑うことで体の免疫力を高める他、様々な効果があるといいます。

行動が感情をつくる

これらヨガのテクニックの根底には、"Motion Creates Emotion.(行動が感情をつくる。)"という考え方があり、それは例えば「健康で幸せだから、笑う」のではなくて、「笑顔でいるから、幸せになる」という心の在り方を目指します。そして、笑顔にはセニトロンの分泌を促すという、もうひとつのうれしい効果もあり。実は、顔にも抗重力筋が多くあるので、口角をキュッと上げて表情を豊かにすることで脳が活性化、セニトロンの分泌を促します。美しい姿勢と輝く笑顔、日頃のちょっとした行動で、イキイキとした前向きな感情にシフトチェンジ! 周囲も華やぐ、幸せホルモンを放出していきましょう。

photo by Thinkstock/Getty Images

(村上華子)

 

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