それは、コーヒーに含まれるポリフェノールにあるそう。このポリフェノールには、紫外線に有効でシミを抑える働きがあるとのこと。
ポリフェノールはワインでも有名ですが、抗酸化作用があり、肌のハリや老化防止にも効果的といわれています。そのうえ、コーヒーの特徴でもあるカフェインは、利尿作用があるので、新陳代謝の促進作用や、美肌づくりには欠かせない魅力的な要素が満載なんだそう!
といっても、水代わりにガブガブ飲むのは禁物です!
それでは、いったいどのくらい飲むのが適量なんでしょうか。
日本栄養・食糧学会で発表された研究では、コーヒーポリフェノールを1日150mg以上摂取した人と、50mg以上150mg未満摂取した人を比較したところ、1日150mg以上摂取した人は、150mg未満摂取した人たちに比べて、シミが有意に低かったそうです。150mgとは、大体1日にコーヒー2、3杯の量に相当する量です。
ほかにも、カフェイン入りのコーヒーを1日2杯程度飲むことで、心不全の予防になる、という米国立衛生研究所の研究結果も発表されています。
コーヒーに含まれるカフェインは、肝臓や腎臓の働きも活発にし、アセトアルデヒドの分解も助けてくれるとか。ちなみにコーヒーの効果は、インスタントでも、レギュラーでも効果はほぼ同じ。
でも妊娠中や胃酸過多、胃潰瘍、血圧、血糖値のコントロールが難しい人は、少量にするなど、摂取を控えたほうがいいそうです。
ところで、コーヒー選びの基準は好みによってさまざまだと思いますが、ロハスに興味があるなら、フェアトレードコーヒーがおすすめですよ。
photo by Thinkstock/Getty Images
(高田薫)
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