気持ちのいい汗をかいて1日に何枚もシャツを着替えながら、マイロハスの「オトナTシャツプロジェクト」のゴールが近づきつつあるのをたのしみにしています。そこで今日は、オトナTシャツに似合う、すてきなアクセサリーを紹介しましょう。
リング状につながれた、ポップでカラフルなパーツ。その正体は......
ilonotavi(wakka):18,900円(税込)
これ、じつは「組紐(くみひも)」でできたネックレスなんです。組紐とは、細い絹糸を編んで織り上げた紐のこと。古来日本では、仏具や刀剣の飾りに使われてきましたが、わたしたち女性にとっていちばん身近なのは、着物の「帯締め」でしょうか。
組紐といってまず思い出すのは、キモノ姿を美しく彩る、正絹の帯締。
むかしながらの最高の技術を生かして糸を紡いで組んだのは、お茶どころとしてよく知られる京都の宇治市で、60年続く京くみひもの工房「昇苑くみひも」。伝統工芸の世界に、カラフルでガーリーな世界観を投影したのは、プロダクトデザイン・企画分野で大注目の姉妹ユニット「Y2」のふたり。京の老舗の技術と、大人の女性の感性がコラボして生まれたアイテムなのです。
近づいてよく見ると、和の繊細な技術がほどこされているのがわかります。
「ilonotavi」と名付けられたこのアクセサリーブランドのポイントは、大ぶりなパーツ使いと、2色の組み合わせ。シルクならではの上品な光沢とくみひもの存在感を際立たせるなら、シンプルなシャツにさらりとコーディネイトするのがおすすめです。ラフにTシャツを着ていても、実は歴史深い京の文化をまとっている!というさりげない特別感がたまりませんね。
シンプルなシャツとコーディネイトすると、より存在感がひきたちます。
ilonotavi(corocoro):23100円(税込)
(高橋マキ)