画家・作家・彫刻家・建築家・発明家・解剖学者......と数えきれない職業を持っていた、レオナルド・ダ・ヴィンチ。
彼が約500年前に、数学、飛行、戦術、楽器、植物学など幅広い内容について書いた「コーデックス・アトランティカス」という12巻に渡る書物があります。こちら、どれほど壮大な書物なのか内容が気になりますが、意外なことに、現代を生きる私達にとっても十分役に立つ、健康に関するよいアドバイスが記されているんです! その一部がこちらです。
500年のときをこえて伝わる、ダヴィンチからのアドバイス
健康でいたいなら、この法則を守ること・食べるのはお腹がすいた時のみにし、食べる量を軽く口にすること
・食べるときはしっかりと噛み、食べ物がしっかりと調理されており、シンプルであるべし
・怒りには身を任せず、緊迫した状況は避けること
・背筋を伸ばし、日中の睡眠をとらないこと
・ワインは節度を持って飲むこと。少量を頻繁に飲んでよいが、食事の時間以外の時間や空腹は避けること
・厠への訪問は遅れず、また長引かせないこと
・運動をするときは、適度に
・頭は休ませ、頭の中は陽気であれ
空腹時のワインは、私もついやってしまいがちですし、お腹がすいていないのに食べてしまう、なんてこともしばしばでちょっぴり反省。また「頭の中は陽気であれ」とは、ストレス社会の現代ではもっとも重要なことかもしれません。500年前とは思えないダヴィンチからのアドバイス、今すぐ実践したいです!
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(山縣美礼)