今じゃないけれど、いつかは赤ちゃんがほしい。そう考えると気になるのがやっぱりカラダのことです。年齢にはあらがえないけれど、焦るのも違う。自分にとってベストなタイミングで産みたいと思うなら、「妊娠する力」をキープしておきたいものです。
何をどう食べるかが重要
「妊娠しやすいカラダづくり」によると、食と妊娠する力には深いつながりがあると言います。ハーバード大学が約18,000人をターゲットに8年わたって食生活と妊娠・出産の動向を調査した結果、見えてきた「妊娠する力を高める10か条」がこちら。
妊娠力を高める「食事の10か条」
1.トランス脂肪酸の摂取を避ける
2.オリーブオイルなどの不飽和脂肪酸の摂取を増やす
3.豆類やナッツなどで植物性たんぱく質を増やす
4.無精製の穀物を食べる
5.乳製品は、脱脂肪や低脂肪にこだわらない
6.葉酸をはじめとするビタミンB群を摂取する
7.野菜や果物、豆類、サプリメントなどから鉄分を摂取する
8.糖分の多い清涼飲料水を避ける
9.適正体重を維持する
10.毎日、穏やかな運動を続ける
実は特別なことは何もなく、マイロハスでも何度もお伝えしてきたようなものばかりなんです。つまり妊娠する力をキープすることと、健康的な生活を送ることはほぼ同意義!
特に女性が気をつけたいのが、間違ったダイエットで低栄養状態を引き起こしてしまうこと。これにより、ホルモンバランスが崩れ、妊娠しづらくなるおそれも。また、野菜中心の食生活で肉類などの脂肪分を極端に避けてしまうと、生殖ホルモンの材料になるコレステロールが十分につくられなくなる可能性もあります。
考え方はシンプルに、「1日3食、バランスよく食べる」が一番ですね。
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(杉本真奈美)