夏フェスの代名詞的存在ともいえる「FUJI ROCK FESTIVAL(フジロック)」。
大自然の中で国内外の超大物ミュージシャンたちのライブをまとめて体験できる豪華な野外音楽フェスティバルです。マイロハス読者の中にも「一度は行きたい」という人から、毎年通っているリピーターまでいるでしょう。
ただ、フジロックというと、楽しいイメージと同時に過酷なイメージもあります。天気の変わりやすい山にある会場で、一日中長靴で動きまわったり、泥だらけで長蛇の列に並んだり......。せっかくさわやかな大自然にいるのに、灼熱の炎天下で人混みにもまれた思い出だけが残ってしまうのは残念です。
でもフジロックには「もう少しラクに過ごしたい!」という大人の女性の声にこたえてくれる、ゆるりと優雅に楽しめる極上のスポットがあるんです!
~スポット1~
喧騒を飛び越え、天空の別世界へ
「DAY DREAMING and SILENT BREEZE」
photo by Tomoko Matsusaka
リピーターにもあまり知られていないフジロックの秘境。世界最長のスーパーゴンドラ「ドラゴンドラ」に乗りこみ、眼下にまるでパノラマ模型のような会場全体を眺めつつ約20分、外界の暑さを忘れるくらいに涼しい天空の別世界に到着します。ハイジになった気分で遊べるアトラクションや、良質で心地良いミュージックを芝生でゴロゴロと満喫できる極楽なエリアは、大人の女性にぴったりの場所。
~スポット2~
幻想的な和み空間にうっとり
「PYRAMID GARDEN」
photo by Tomoko Matsusaka
キャンドルアートや震災復興を支援する「LOVE FOR NIPPON」の活動でおなじみのキャンドル・ジュン氏がプロデュースする、ツアーバス利用者限定のエリア。昼はのんびりと和みの空間、夜は無数のキャンドルが幻想的にゆらめくロマンティックな世界に。騒々しい人混みとは無縁のくつろぎを求めるならここでしょう。(※ツアーバス専用キャンプサイト利用者のみ入場可能)
~スポット3~
本格自然派の有名店がずらり
「フェスごはんも堪能!」
photo by Tomoko Matsusaka
フェスといえば忘れてならないのが食事。フジロックには、地元新潟の郷土料理から世界各国料理のレベルの高いフードがずらり勢ぞろいしています。フジロック最古参の天然酵母パン・ルヴァンをはじめ、オーガニック野菜や無添加食材を使った有名店のメニューをハシゴできるのも、フジロックならではの醍醐味かと。心がこめられた料理に舌鼓をうてば、一日の疲れも忘れそうですね!
今年のフジロックは7月26〜28日の3日間。ナイン・インチ・ネイルズ、ビョーク、キュアーなど全226組のアーティストが登場。今からドキドキが止まりません!
[FUJI ROCK FESTIVAL '13]
開催日程:2013年7月26〜28日
場所:新潟県 湯沢町 苗場スキー場
photo by Thinkstock/Getty Images
(さとう葉)