クリエイターやNPOなどが提案する創造的なプロジェクトに共感した支援者から、支援金と想いを集めて一緒に夢を実現する"クラウドファンディング"がいま、日本でも増えつつあります。
なかでもいま注目を集めているのが「手塚治虫のメッセージを フェアトレード製品にのせて発信！」という企画。
手塚治虫の想いをフェアトレード商品に！
『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『ブラック・ジャック』などの著者でもあり、世界中の人々に愛されて続けている漫画家・手塚治虫さん。彼が手がけた作品には、数多くの社会貢献や、平和への深いメッセージが込められています。とくに『ガラスの地球を救え』では、「国境も人種への偏見ももたず、新しい地球規模の哲学を携え未来を切り開く、そんな子供たちの姿を期待する」と書かれていました。
そこで、手塚氏の想いを受け継いだ手塚プロダクションが、日本で最初にフェアトレードに取り組んだ団体シャプラニールとタッグを組み、手塚作品の人気キャラクターとのコラボレーションブランドを計画したのです。
9月2日までに、80万円の支援が集まればプロジェクト成立
この計画では、定められた期間内でプロジェクト賛同者から支援を募り、目標金額に達した場合のみに限り企画が実現します。成立の際には支援額によって異なるリターン商品がもらえます。
その気になるリターン商品とは、前述の『ガラスの地球を救え』の中から、「夢」「自然」「生命」「地球」の4つのメッセージを抜粋し、人気キャラクターを添えてデザインしたオリジナルジュートバッグやオリジナル手すき紙の一筆箋、オリジナルベンガルプリントレターセットなどの5品目を計画中です。
新ブランド計画が成立した暁には、支援者に手塚氏のメッセージが詰まったフェアトレード製品を届けてくれるとのこと！ 製品はどれも南アジアの貧しい人々の生活上の問題解決に向けた、フェアトレード商品です。
2013年の9月2日の0時までに80万円が集まれば、プロジェクト成立となります。目標額の半分を達成した今もなお、加速度つけて支援が集まり続けていて、プロジェクトの意義を感じた方の輪がますます広がっています！
［手塚治虫のメッセージを フェアトレード製品にのせて発信！,手塚治虫プロダクション,シャプラニール］
©TEZUKA PRODUCTIONS
（知恵子）
