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家賃のために働くのはもうやめた。無理せず理想の家に住む方法

2013/01/17 11:01 投稿

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30代になって新たに出てくる悩みが「家」のこと。賃貸のままでいるのか、思い切って買ってしまうのか。どちらにしても、「住まい」は生きていくうえでなくてはならないもの。どうせなら、自分の理想の家に住みたいのが本音です。

ただ、日本の―特に都市部―住宅事情は、家賃が高いのにせまかったり、新築物件だとしても、他と代わり映えしない間取りやデザインだったり、理想の家に住むことは難しいという考えが植え付けられている気がします。




そう思っていたら、とっても素敵な本に出会いました。「老朽マンションの奇跡」の著者は、イギリス暮らしに関するエッセイを多く出版している井形慶子さん。彼女は、イギリスの若者が、安価で物件を購入し、友人たちの力を借りてリフォームする姿を見てきました。彼らは、そうるすことで高額家賃の呪縛から逃れ、自由に人生を過ごしているのだとか。

うらやましい限り、と思っていたら、なんと井形さんご自身も、日本で500万円で中古物件を購入し、200万円のリフォームで、理想の住まいを手に入れたのです。しかも、住みたい街No.1の吉祥寺で!

この本を読んで参考になったのが、以下の考え方。

<参考にしたい“住まい”の考え方>・価格よりもまず、自分がそこに住めるか、住みたいかどうかで決める・住みたい街の地元の不動産屋に通う・リフォームするなら、自分の理想を最後まであきらめない・古いものを大切にし、過剰な便利さにおぼれない・お金をかけるのではなく、知恵を絞る

当然のことのように思えるけれど、すべてを自分で決めることは、決して楽なことではありません。もちろん、この本にはその他にも役に立つ情報が満載です。

そして、何よりも印象に残ったのが、彼女の「自分自身で人生をデザインしよう!」という前向きなメッセージです。単なる家探しで始まる物語が、気付いたら自分の人生に真剣に向き合うことになる不思議な一冊。これからは、すべてに妥協せず生きていきたい! と思わずにはいられません。

[老朽マンションの奇跡]著者:井形慶子価格:662円出版社:新潮文庫

photo by Thinkstock/Getty Images

(マイロハス編集部/篠田)

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