今年は、イギリス・エリザベス女王の即位60周年。それを記念したコロネーション・フェスティバル(戴冠式の祭典)がこの夏、バッギンがム宮殿の庭園で開催されます。
7月11日〜14日の4日間、ヘストン・ブルメンタールなどの有名シェフやリッツホテル、インターコンチネンタルホテルなど王室御用達レストランのヘッドシェフによる英国料理のデモンストレーションをはじめ、王室御用達のアンティーク家具のディスプレイやガーデニング等のデモンストレーションもバッキンガム宮殿で行われる予定です。
そして何より目玉なのが、バッキンガム宮殿に作った特設ガーデンを舞台に行われるファッションショー! ショーでは、英国60年のファッション史を紹介していきます。なかでも、背広の語源と言われているイギリスのサビル・ロウ通りのテイラーはもちろん、日本でも大人気で、女王のお気に入りでもあるハンターブーツやダックス、エッティンガーなど多くの王室御用達ブランドがランウェイを彩るそう。そのほかにも、ジャガーやランドローバー、ベントレー等のイギリス車がドレスを着飾ったり、紙屋による折り紙ドレスなど、普段は見る事の出来ない作品を拝見できる貴重な機会になりそうです。客席は400席用意され、チケットはネットで販売中です。
バッキンガム宮殿の目の前で英国御用達ブランドのファッションに囲まれたら、優雅な気分に浸れそう。ちょうどキャサリン妃の出産予定日と重なっているので、盛り上がる事間違いなしです!
コロネーション・フェスティバル
日程:2013年7月11日〜14日
場所:バッキンガム宮殿
photo by Thinkstock/Getty Images
(石井真代)