1週間に1度めぐってくる貴重な休日は、社会でがんばる人たちが自分へのご褒美に費やせる時間。
でも、時間があるからといって、躍起になってあんなことやこんなことをしてしまうと、かえって疲れがどっとたまり、どんより顔で月曜日の出社を迎えなければなりません。
ここで、フランスの情報サイト「Top Sante」 に掲載されていた「週末にとるとNGな行動5つ」をご紹介します。
週末にとるとNGな行動5つ
◆「遅寝・遅起き」をする
週末は、夜遊びに出かけたくなるもの。でも、適度な時間に帰らないと、翌朝は必要以上に眠ってしまったり、さらに夜は眠れなくなって"時差ぼけ"が発生してしまったりするので要注意。すると、日曜日の夜も眠れなくなって、就労時間との"時差ぼけ"が解消されないまま、月曜日を迎えてしまうことに。1時間以上の「遅寝・遅起き」は、基本的に「時差ぼけ」のもとだと言われています。
◆貪欲にごちそうをほおばる
友人とレストランへ行ったり、家族とゆっくり夕飯を楽しんだりと、週末はいつも以上にごちそうを食べる機会がめぐってきます。その機会を楽しみつつも、デザートの分量を減らしたり、アルコールの量に気をつけたり、スナック菓子をほおばり過ぎなかったりと、ブレーキをかける努力を怠らずに。
◆仕事のメールを見る
スマートフォンやタブレットの普及でメールをいつでもどこでも見れるようになった今、休日の仕事メールのチェックは暗黙の了解になっている人も多いのでは？ でも、それがストレスになったり返信に時間をさくようでは、休日の意味はありません。これら仕事のスイッチはすっかり切り、心の充電をすることに集中したいものです。
◆大掃除をする
時間がたっぷりあるからといって、お風呂場や本棚、ベッドの下まで徹底的に掃除をしてやる！ と意気込むのはNG。その代わり、仕事スイッチが入っている平日に、30分ずつでもお掃除リストにあげた箇所を掃除するようにします。休日は、外出したりスポーツをしたりと、徹底的に楽しんむことに時間を費やしましょう。
◆1週間の予定を手帳に書く
真面目に働く女性にとって、予定表は何よりも重要なもの。だから、時間のある日曜日に月曜日からの仕事の予定をしっかり書き込んで1週間をプランニング......。というのは、じつはNG。こうすることによって、まだ始まってもいない仕事のストレスを取り戻してしまうことになります。イギリスで行なわれた研究によると、4人に1人が日曜日の夜から、会社へ行きたくないとストレスを抱える傾向にあるという結果が発表されました。仕事に関わることはなるべく頭から追い出す、それが"休日のしごと"と言えるのかもしれません。
仕事が好きで、仕事のために時間を過ごしているかのような現代人。ただ、こうすることで心身が抱えるストレスの負荷は積もってゆくばかり。もはや、そのスイッチを切る努力がどうしても必要なようです。
photo by Thinkstock／Getty Images
（下野真緒）
