新年もスタートし、会社帰りや週末に新年会を控えている人も多いことでしょう。

いろいろなお酒を楽しさに興じて飲みあわせたり、うまみ成分のあるものを食べ過ぎてしまって、翌日は頭痛、吐き気、消化不良などで起きていられない状態に……そんなことがないように、かしこく二日酔い対策をしたいものですね。

日本ではいろいろな便利な薬が出ていますが、ナチュラル成分を好むフランス人はどんなものを試しているのでしょう?

今回は、「吐き気」と「嘔吐」「胃のむかつき」の2点の対処法をご紹介します。
●「吐き気」や「嘔吐」の症状がある場合食べ過ぎたり、お酒を飲み過ぎたりして、嘔吐や吐き気に悩まされたら、肝臓を洗浄してくれるオーガニックのレモンのエッセンシャルオイルがおすすめだそう。

吐き気をもよおしたら、ひとさじ分のハチミツに1〜2滴のレモンオイルを垂らします。もしくは、ひと塊の砂糖に垂らすのも良いのだそう。ただし、妊婦さんや強い日射しにあたる可能性のある人は避けること。

●「胃のむかつき」の場合食べ過ぎや飲み過ぎによる胃のむかつきには、胃で生成される酸と反応を起こしてアルカリ化するための重曹(掃除用のものとは成分が少々異なるものが薬局で売られています)を飲むのが一般的です。この重曹が、痛みの原因となる酸の過剰分泌を中和してくれるという仕組みなのだとか。

使い方は、薬局でパウダー状のものを買い、1リットルの水の中に小さじ一杯の重曹を入れます。症状が続く場合は、これを1日に3杯飲むと良いのだそう。ただし、他の薬を飲む場合は3時間ほど間隔をあける注意が必要。

なによりも、新年会続きの人は、食べ過ぎ・飲み過ぎに注意した、上手なペース配分を心がけましょう。

※出典「sant; magazine」
photo by Thinkstock/Getty Images

text by下野真緒(Mao FRANKIEWICZ SHIMONO)
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南仏在住ジャーナリスト/エディター。東京都出身。慶応義塾大学法学部政治学科卒。女性ファッション誌編集部を経てフリーランスエディターに。パリ・南仏へ留学後、フランス南西部に移住。パリ発webmagazine・chocolatmagにて連載コラム「南仏新婚journal」、ELLE maman blog「南仏ママンのpetit palette」、GLAMサイトで「南フランスのいい予感。」ほか「シティリビング」にて海外通信コラムなど執筆中。フランス人のライフスタイルほか、社会問題、時事ネタにも関心深い。

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