瞑想や精進料理と、仏教やお寺への関心が強まっているように感じています。なぜ今、仏教が多くの人の関心を惹きつけてるのか......それに対し「ブッダの教えには、私たちが今をしっかり生きるための視点や実践方法がぎっしりと詰まっているから」と答えるのが、"開かれたお寺"を目指す住職の佐々木教道さんです。
もっと仏教について知りたい! という人にぜひ参加してみてほしいのが、千葉県勝浦市にある妙海寺で、日常の喧騒を離れ、心と身体の点検と調律をするテンプルステイ。オーシャンビューという立地のお寺で、自分のための時間をしっかり過ごす2日間のプログラムでは、佐々木住職の法話をはじめ、瞑想体験や、お経を読む時間などが用意されています。もちろん食事は精進料理。
「現代のような価値観の転換期に、過去にとらわれたり、未来にすがることなく"今"をしっかりと生きられることは、とても大切なこと」と、教道さん。今回のテンプルステイでは、瞑想などのお寺体験を通じてニュートラルになった"自分"で改めて未来に点を打つ(目標をもつ)体験ができるそう。
不安や煩悩でいっぱいだった頭やこころを、まるでファスティングするようにすっきりと澄んだ状態にできる機会。今年の後半に向けて気持ちいいスタートが切りたいならぜひ参加を。
[テンプルステイ@千葉勝浦妙海寺 心と体に正直に向き合う2日間]
日程:2013年6月29日(土)〜30日(日)1泊2日
定員:10名
参加費:13,500円(宿泊費、夕食朝食代込み、税込)
会場:千葉県勝浦市 妙海寺(千葉県勝浦市新官174)
(杉本真奈美)