枕が高すぎると老け顔に!? いまさら聞けない、上質な睡眠へ導く「正しい枕の選び方」

突然ですが、みなさんは毎日ぐっすり眠れていますか？
「もちろん！」そうおっしゃるみなさんは、かなり幸せ者かもしれません。

パソコンやスマートフォンが普及した現代は、体内時計が狂いがち。厚生労働省が3歳から99歳までを対象とした調査を行ったところ、睡眠に関する悩みを持つ女性は39.3％、さらに現在睡眠に関する問題を抱えている人は20％以上にものぼったそう。

不眠が続けば美容はもちろん、翌日のパフォーマンスにも大きく影響しますよね。そこで、今回はみなさんを安眠へと導く「自分にフィットする正しい枕選び」について、ご紹介します。
私たち人間は、首から腰の骨がSカーブを描いているのはご承知のとおり。じつは、このSラインは、二足歩行をするうえで必要なラインだという事をご存知でしたか。とくに首から後頭部のラインは重要で、寝ている際にも、このラインをキープしながら寝返りをすることで首の緊張をほぐし、リンパの流れをスムースにする等の役割があるのだとか。

ここで、理想的な枕のポイントについて以下にまとめてみました。

ポイント１：枕の高さ
背の高さや体重などにより、寝具の沈み込み方は人それぞれ。高すぎると顎が下がり、ほうれい線や頬のたるみなど老化のきっかけにも。首筋がスッとのびて、呼吸が楽にできるものがベスト。

ポイント２：寝がえりの際のフィット感
右や左に寝返りをしても、首が肩の重圧を受けてしまわない枕を選ぶことは安眠にも重要なポイント。

ポイント３：枕の素材
「自分にとって気持ちいい」素材を選ぶこと。季節によって夏はそばがら、冬はウレタンなど変化をつけるのもおススメです。


最新の研究の結果、個人のカラダにフィットする優れた枕「スマートフィット ピロー」も開発されているようですよ。ぜひ試してみたいですね。

photo by Thinkstock／Getty Images

text by　丸山佐和子
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「いい暮らし」発見ライター。旅行雑誌の記者として海外をメインに取材・執筆活動。その後はビジネス誌やコスメライターとして活動をする傍ら、自らも消費者という立場をふまえ、時代に向けた暮らしグッズやおススメのライフスタイルを提案する。

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