あけましておめでとうございます! アストロ・コミュニケーターの景山えりかです。昨年7月にスタートした『目指せ! 星ガールへの道☆』は、記事が公開されるたびにtwitterでの拡散や、Facebookの「いいね!」を押していただくなど、読者のみなさんにたくさん応援していただきました。
本当にありがとうございました!
2013年も、日本で見られる天体ショーを中心に、星の魅力をお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願い致します。
では今回は、2013年注目の天体ショーをざっくりとご紹介しましょう。
昨年は、金環日食や金星の太陽面通過、金星食といった「金」の天体ショーに恵まれたゴールデンイヤーでしたが、今年は「彗星イヤー」となりそうです。
彗星とは「ほうき星」のこと。太陽系内の天体の一種で、たくさんのチリを含んだ氷のかたまりのようなものです。太陽に近づいて暖められると、ガスやチリを吹き出します。長くて美しい尾を引いた姿で夜空に現れた光景は、とっても神秘的。星ガールとしては、一度は「生」で見てみたいですよね。
これまでに数多くの彗星が発見・観測されていますが、天文学者でも彗星ハンターでもない私たちが、日々の暮らしの中で彗星を見る機会はほとんどありません。しかし、今年は2つも明るい彗星がやってきます。日本国内にいながら、自分の目で、彗星を見られるチャンス到来というわけです!
●パンスターズ彗星<3月初旬>1つ目は、3月〜5月にかけて見られる「パンスターズ彗星」。3月初旬には、肉眼で見える明るい彗星となって、西の夕空に現れてくれそうです。エアブラシで描いたような、やわらかで壮大な彗星の尾が見られるといいですね。
●アイソン彗星<12月初旬>2つ目は、11月末に満月ほどの明るさになると予想されている「アイソン彗星」。けれど、その姿は青空の中にあり、すぐ近くには太陽がいるため肉眼で見るのは難しいかもしれません。12月初旬頃からは、夜明け前の東の空に現れてくれそうなので、明るい尾が肉眼で見えることを期待したいところです。
彗星は、尾のカタチや長さ、明るさを予想するのが難しいので、最新情報を入手するのが大切。とりあえず今は、春と年末に彗星がやってくることを覚えておいてくださいね。直前になったら、この連載で詳細をお伝えしたいと思います。
●部分月食<4月>、スピカ食<8月>、水星食<12月>このほかにも、4月の「部分月食」、8月の「スピカ食」、12月の「水星食」など、2013年も天体ショーが盛りだくさん! もちろん、毎年お馴染みの流星群も健在ですよ。
宇宙や星の世界を自分に引き寄せ、自分に関係のあることとして星空を楽しむ。そうすれば、ライフスタイルにときめきが加わり、人生をより楽しく、豊かなものにできるはずです。
どこにいたって、頭上にはいつも空が広がっています。あなたが見上げたその空を、私もどこかで見上げています。さあ、今年も一緒に星空を楽しみながら、「星ガール」を目指しましょう☆
photo by Thinkstock/Getty Images
text by 景山えりか(文筆家/アストロ・コミュニケーター)
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ライフスタイル誌を中心に、ナチュラルコスメ、ハーブ、ホリスティック医療などの取材記事を多数執筆。MYLOHASではオープン当初よりライターとして参加。その一方で、アストロ・コミュニケーターとして、星空や天体ショーの楽しみ方、月や星の文化、宇宙系グッズやイベントなどを各種メディアで紹介。星や宇宙を「自分に関係のあること」として楽しんでもらえるように多方面で活動中。著書に『自然とつながる暮らしかた 空の向こうは私のうちがわ』(講談社)。
オフィシャルサイト>> オフィシャルブログ>> Facebook>>
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・11月28日の満月は見逃せない! 日本からも見られる天体ショー「半影月食」
・11月27日は金星と土星が大接近! 月のように満ち欠けする、金星を望むチャンス
本当にありがとうございました!
2013年も、日本で見られる天体ショーを中心に、星の魅力をお伝えしていきますので、どうぞよろしくお願い致します。
では今回は、2013年注目の天体ショーをざっくりとご紹介しましょう。
昨年は、金環日食や金星の太陽面通過、金星食といった「金」の天体ショーに恵まれたゴールデンイヤーでしたが、今年は「彗星イヤー」となりそうです。
彗星とは「ほうき星」のこと。太陽系内の天体の一種で、たくさんのチリを含んだ氷のかたまりのようなものです。太陽に近づいて暖められると、ガスやチリを吹き出します。長くて美しい尾を引いた姿で夜空に現れた光景は、とっても神秘的。星ガールとしては、一度は「生」で見てみたいですよね。
これまでに数多くの彗星が発見・観測されていますが、天文学者でも彗星ハンターでもない私たちが、日々の暮らしの中で彗星を見る機会はほとんどありません。しかし、今年は2つも明るい彗星がやってきます。日本国内にいながら、自分の目で、彗星を見られるチャンス到来というわけです!
●パンスターズ彗星<3月初旬>1つ目は、3月〜5月にかけて見られる「パンスターズ彗星」。3月初旬には、肉眼で見える明るい彗星となって、西の夕空に現れてくれそうです。エアブラシで描いたような、やわらかで壮大な彗星の尾が見られるといいですね。
●アイソン彗星<12月初旬>2つ目は、11月末に満月ほどの明るさになると予想されている「アイソン彗星」。けれど、その姿は青空の中にあり、すぐ近くには太陽がいるため肉眼で見るのは難しいかもしれません。12月初旬頃からは、夜明け前の東の空に現れてくれそうなので、明るい尾が肉眼で見えることを期待したいところです。
彗星は、尾のカタチや長さ、明るさを予想するのが難しいので、最新情報を入手するのが大切。とりあえず今は、春と年末に彗星がやってくることを覚えておいてくださいね。直前になったら、この連載で詳細をお伝えしたいと思います。
●部分月食<4月>、スピカ食<8月>、水星食<12月>このほかにも、4月の「部分月食」、8月の「スピカ食」、12月の「水星食」など、2013年も天体ショーが盛りだくさん! もちろん、毎年お馴染みの流星群も健在ですよ。
宇宙や星の世界を自分に引き寄せ、自分に関係のあることとして星空を楽しむ。そうすれば、ライフスタイルにときめきが加わり、人生をより楽しく、豊かなものにできるはずです。
どこにいたって、頭上にはいつも空が広がっています。あなたが見上げたその空を、私もどこかで見上げています。さあ、今年も一緒に星空を楽しみながら、「星ガール」を目指しましょう☆
photo by Thinkstock/Getty Images
text by 景山えりか(文筆家/アストロ・コミュニケーター)
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ライフスタイル誌を中心に、ナチュラルコスメ、ハーブ、ホリスティック医療などの取材記事を多数執筆。MYLOHASではオープン当初よりライターとして参加。その一方で、アストロ・コミュニケーターとして、星空や天体ショーの楽しみ方、月や星の文化、宇宙系グッズやイベントなどを各種メディアで紹介。星や宇宙を「自分に関係のあること」として楽しんでもらえるように多方面で活動中。著書に『自然とつながる暮らしかた 空の向こうは私のうちがわ』(講談社)。
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