来年の目標設定は? 輝く女性になりたい!そんな目標の参考に、2012年にもっとも輝いた女性にクローズアップしてみました。
それが、パリの老舗コスメブランド「クラランス(CLARINS)」が、5年前から発表している「la Femme Dynamisante」です。
こちらは、寛大かつ勇敢に活躍する女性をたたえる賞で、今までに、困難な状況におかれている子供達を助けるために戦う70人の女性が選ばれてきました。
15年目を記念する今年は、恵み、美貌、強さ、優しさを全て兼ね備えた、リザ・ロヴァット・スミスさんが選ばれたのだそう。
現在35歳のロヴァット・スミスさんは、ボーグ・スペインでの華やかな仕事から一転して人道活動に興味を持ち、自らも養子縁組みをし、誘拐の危険などに常にさらされるガーナに住みながら孤児院を作った人物なのです。
さらに彼女は、18歳になったら子供達は孤児院を出なければならないことから、孤児達を受け入れて愛情を持って育ててくれる家庭を探すために、2002年には「Orphan Aid Africa(OA)」という援助機関を設立。ここで、貧困やエイズの病いから両親と離れなければならない子供たちの生活のサポートも始めました。
クラランスは、こんな偉業を成し遂げ、今も戦い続けるロヴァット・スミスさんに、45,000ユーロ(約495万円)を寄付し、彼女の機関が直面している経済危機を救いました。それだけでなく、毎年15,000ユーロ(約165万円)の助成金をサポートしていくのだそうです。
自らの信念にもとづいて行動している女性、そしてそれをサポートする企業の姿勢はすてきですね。2013年の目標とまでも言わなくても、将来の目標にしたいかも。
photo by Thinkstock/Getty Images
text by下野真緒(Mao FRANKIEWICZ SHIMONO)
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南仏在住ジャーナリスト/エディター。東京都出身。慶応義塾大学法学部政治学科卒。女性ファッション誌編集部を経てフリーランスエディターに。パリ・南仏へ留学後、フランス南西部に移住。パリ発webmagazine・chocolatmagにて連載コラム「南仏新婚journal」、ELLE maman blog「南仏ママンのpetit palette」、GLAMサイトで「南フランスのいい予感。」ほか「シティリビング」にて海外通信コラムなど執筆中。フランス人のライフスタイルほか、社会問題、時事ネタにも関心深い。
■あわせて読みたい
・2013年がバラ色になる、98歳の現役フォトジャーナリスト・笹本恒子さんの暮らしのヒント
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現在35歳のロヴァット・スミスさんは、ボーグ・スペインでの華やかな仕事から一転して人道活動に興味を持ち、自らも養子縁組みをし、誘拐の危険などに常にさらされるガーナに住みながら孤児院を作った人物なのです。
さらに彼女は、18歳になったら子供達は孤児院を出なければならないことから、孤児達を受け入れて愛情を持って育ててくれる家庭を探すために、2002年には「Orphan Aid Africa(OA)」という援助機関を設立。ここで、貧困やエイズの病いから両親と離れなければならない子供たちの生活のサポートも始めました。
クラランスは、こんな偉業を成し遂げ、今も戦い続けるロヴァット・スミスさんに、45,000ユーロ(約495万円)を寄付し、彼女の機関が直面している経済危機を救いました。それだけでなく、毎年15,000ユーロ(約165万円)の助成金をサポートしていくのだそうです。
自らの信念にもとづいて行動している女性、そしてそれをサポートする企業の姿勢はすてきですね。2013年の目標とまでも言わなくても、将来の目標にしたいかも。
photo by Thinkstock/Getty Images
text by下野真緒(Mao FRANKIEWICZ SHIMONO)
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南仏在住ジャーナリスト/エディター。東京都出身。慶応義塾大学法学部政治学科卒。女性ファッション誌編集部を経てフリーランスエディターに。パリ・南仏へ留学後、フランス南西部に移住。パリ発webmagazine・chocolatmagにて連載コラム「南仏新婚journal」、ELLE maman blog「南仏ママンのpetit palette」、GLAMサイトで「南フランスのいい予感。」ほか「シティリビング」にて海外通信コラムなど執筆中。フランス人のライフスタイルほか、社会問題、時事ネタにも関心深い。
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