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ビタミンCたっぷりのほっこり保存食。余ったシャンパーニュで楽しむフランス流・発酵レシピ

2012/12/27 16:00 投稿

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年末年始にかけて登場シーンがぐんと増えるお酒といえば、「シャンパーニュ」。

ワインより少し割高なシャンパーニュは、フランス人にとっても、特別なお祝い事や、誕生日の時にいただくスペシャルなもの!

世界に名だたる数々の高級ブランドを輩出し、オーガニックシャンパーニュも人気となっている昨今ですが、そのシャンパーニュを贅沢に使った料理がフランスにはあります。
その名も「シュークルート」。ドイツと国境を隣合わせにもつ、アルザス地方のドイツ由来の郷土料理です。

キャベツを塩と香辛料だけで一週間程乳酸発酵させた漬け物を、ソーセージや肉料理と共にいただく発酵料理です。適度に酸味があり、カラダがほっこりと温まって、冬にはぴったりなんです。

シュークルートをレストランで注文をすると、通常はアルザスの白ワインを注いでフランベにして食べるのですが、白ワインの代わりにシャンパンで煮るという食べ方もあるのです。

これは「シュークルート・ア・ラ・シャンパーニュ」と言って、フランスでも贅沢な料理とされています。食べた時に、白ワインを注いだのとはまた違った香りが楽しめるそうですよ♪

ちなみにこの料理は、ビタミンCを豊富に含む保存食として、長い航海などのために昔から重宝されてきたというから、美容効果も期待できそうですね。

photo by Thinkstock/Getty Images

text by下野真緒(Mao FRANKIEWICZ SHIMONO)
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南仏在住ジャーナリスト/エディター。東京都出身。慶応義塾大学法学部政治学科卒。女性ファッション誌編集部を経てフリーランスエディターに。パリ・南仏へ留学後、フランス南西部に移住。パリ発webmagazine・chocolatmagにて連載コラム「南仏新婚journal」、ELLE maman blog「南仏ママンのpetit palette」、GLAMサイトで「南フランスのいい予感。」ほか「シティリビング」にて海外通信コラムなど執筆中。フランス人のライフスタイルほか、社会問題、時事ネタにも関心深い。


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