今、安曇野ではカミツレの白くて可憐な花が咲き誇っています。まるで童話の世界に飛び込んだような風景に、風が吹くたびに漂うりんごのような甘い香り......。
PMSや月経痛に効果アリの「カミツレ」
「カミツレ」は、ハーブの女王とも言われるジャーマンカモミールの和名。肌の鎮静、保湿、香りによるリラックス効果があり、学名のMatricariaはラテン語で「子宮」という意味を持つことから、PMSや月経痛などの不調にも用いられてきました。
長野県安曇野郡池田町にある「カミツレの里」は、そんなカミツレの効果に注目して約30年前に誕生した自然派ブランド「華密恋」の工場があるエリア。約152アールもの広大な有機JAS認定カミツレ畑で育ったカミツレから濃厚なカミツレエキスを抽出し、華密恋製品の製造までをここで行っています。
カミツレを入れたお風呂で癒される
今週末の6月1日、2日には「第25回いけだまちひろつカミツレ花まつり」が開催されます。ハーブティーや精油、コスメなどいつもお世話になっている商品の原料植物が育つ様子を見てみたいと思い、昨年この「カミツレ花まつり」を訪れました。畑を歩くだけで自分がジブリの主人公になったかのようなファンシーな気分になって思わず笑顔!(それが下のプロフィール写真です!)無料の「刈取り体験」で摘んだ花は持ち帰ることができ、車の中は甘い香りでいっぱい。ベランダで乾燥させて花の部分はハーブティーに、茎や葉の部分はお風呂に入れて楽しみました。
当日は、敷地内にある宿泊施設「八寿恵荘」名物のたっぷりのカミツレエキスを入れた「華密恋の湯」に特別価格200円で入浴でき、華密恋のシャンプーや化粧水をお試しできます。他にも工場見学ツアー、カモミールティーとカモミールシフォンケーキを楽しみながらの華密恋についてのお話会、東屋でアロマセラピストによるマッサージなどを企画。五感を癒して全身リフレッシュできそうです。
[第25回いけだまちひろつカミツレ花まつり]
日時:6月1日(土)~2日(日)9:00~17:00
場所:カミツレの里
住所:長野県北安曇野郡池田町廣津4098
(松浦松子)