「目」疲れていませんか? パソコンやスマートフォンが生活とは切り離せないものになりましたが、便利な反面、視力の低下や目の疲れにより生じる疲労感など、マイナス要素も気になるところ。このライフスタイルを変えるのは簡単ではないので、目のケアについて考えるようになりました。
そんなときに出会ったのが、「アロニア」です。
アントシアニンはブルーベリーの2~3倍!
これは、ブルーベリーのようなべリー系のフルーツですが、抗酸化作用のあるポリフェノールの含有率が、野菜や果実の中ではダントツ!
中でも、目の疲れや機能改善などに効果があるといわれている成分、「アントシアニン」はなんとブルーベリーの2~3倍もあるのだそうです。その他、ベータカロテンはトマトの約1.4倍、食物繊維はなんとバナナの約6倍もあると言われています。
それゆえ主な産地である東欧諸国の人々は、アロニアをメディカルフルーツと呼んでいます。ただ、多量に含まれるポリフェノールのせいで、生で食べるのには渋みが強いのだそう。なのでジュースや果実酒、ジャムなどに加工して食べるのが一般的とされています。
盛岡でも生産している、「アロニア=もりおかベリー」
そんなアロニアは日本でも栽培されていて、岩手県、盛岡市では地域ぐるみでアロニアを生産、販売しているのです。こちらでは「もりおかベリー」とも呼ばれているアロニア。ケーキやアイスクリームなどにも使われていて、人々の生活に浸透しています。
アロニアを食べるようになってから、メガネなしで新聞が読めるようになった、という方もいて、これはもう、目を酷使している私たちは、毎日でも食べたいですね!
[中垣技術士事務所,盛岡市産アロニアを活用した商品開発プロジェクト]
photo by Thinkstock/Getty Images
(松田朝子)