巷では、35歳を過ぎると着床率が下がる、不妊になりやすい、流産しやすくなる、染色体異常の心配も高まる、難産になりやすい……など、怖い話ばかり耳にします。
その一方で、40代の妊娠出産も増えていたり、50代で出産する芸能人の方がいたりと、周産期医療や生殖医療の進歩で高齢出産が昔より身近になったのも事実です。
妊娠出産に関しては、個人差があるので、一概に何歳までが妊娠のリミットかは計りにくいのですが、妊娠適齢期やリミットは気になるもの。そこでおすすめしたいのが、今後の人生設計のためにも役立つ「卵巣年齢検査」です。
「卵巣年齢検査」では、卵巣の老化度を把握することができ、なるべく早く妊娠すべきか、もう少し猶予があるかなど、データに基づいた医師のアドバイスをもらうことができます。闇雲に不安になったり、諦めたりするのではなく、今の自分を直視する、という意味でもおすすめです。
「卵巣年齢検査」による結果で、実年齢より卵巣年齢が年をとっているという場合は、生活習慣を改善し、卵巣のアンチエイジングを目指すといいでしょう。そのために最も大切なのは、カラダを冷やさないこと。卵巣や子宮は暖かなところでこそ、イキイキと活動できるからです。
じつは私、以前は手術をするほどひどい「卵巣嚢腫」でした。この病気をきっかけに始めたのが、原始的ですが「腹巻」による冷えとりです。腹巻生活を続けるうちに、手足の冷えが改善され、生理痛も緩和された気がしています。
「美容」&「卵巣ケア」のためにも、まずは「冷やさない生活」を心がける、これが女性のセルフケアの第一歩かもしれませんね。
医療監修/川岸里香子
photo by Thinkstock/Getty Images
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text by 岸紅子(NPO法人日本ホリスティックビューティ協会代表理事)
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大学時代にホリスティック医療と出会い、多くの代替療法を研究。美容家としていち早く、ホリスティック(包括的)ビューティのメッセージを発信し、NPO法人日本ホリスティックビューティ協会を設立。2010年秋から「ホリスティックビューティ検定」開始。トークショーをはじめ、雑誌・WEB・新聞・テレビ・ラジオなど、多くのメディアでも活躍中。
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