今回は、2021年10月後半に開催される「Femtech Fes!(フェムテック・フェス)2021」にフォーカス。世界各国から150以上ものフェムテックが集結します!
前回と比べてアイテム総数約6倍。「フェムテック」を見直し、より生きやすい社会へ
2019年の初回以来、オンラインを中心に開催されてきたイベント「Femtech Fes!」が、主催者・fermata(フェルマータ)の創業2年を記念し、2021年10月22日から24日の3日間、実地開催されることに。
イラストレーター・ミリツカ氏によってデザインされたイベントメインビジュアル。イベントテーマである「交差点」を踏まえ、「ヒト」と「モノ」が出会って化学反応が生まれる「自己理解の実験室」が表現されている。生物学的女性の心身の課題をテクノロジーで解決する、フェムテック関連の製品やサービスが集う本展。数多くの人が行き来する交差点のように、開発者の思いがこもったプロダクトと、モヤモヤを抱えるひとりひとりが交差し、予期せぬ気づきや出会いが生まれる場となることを願い、「あなたのタブーをワクワクに変える“フェムテック交差点”」をテーマに、史上最大規模となる150ものプロダクトやサービスが並びます。その数、前回イベントと比べて総数なんと約6倍!
上左:ホルモンの変化によって移りゆく呼気のCO2レベルを測定し、月経周期を予測する「ブリーズ アイロ」。上右:加齢により緩みがちな骨盤底筋のトレーニングデバイス「エリトーン」。下左:ハンズフリーな授乳をサポートする電動ブラ「リル」。下右:マサチューセッツ工科大のチームが開発した、手首を温めたり冷やしたりできるブレスレット型デバイス「エンバー ウェーブ ツー」。※すべて展示のみ、購入不可。トークセッションやワークショップ、医師への個別相談会など、開発者や専門家の声を直に聞くことができる体験型コンテンツがあるのもうれしいポイントです。
「Femtech Fes!の初開催から2年、世界中でたくさんのフェムテック企業が生まれては消えていますが、社会全体の流れは少しずつ変わってきています。わたしたちは日本のフェムテック市場創出を目標に走ってきたわけですが、今、改めて、フェムテックという言葉がなぜ生まれたかを思い出し、今後どのように消えていくべきかを考える時期にきていると思います」(femata代表取締役兼CCO 中村寛子さん)
中村さんが目指すのは、フェムテックという概念や言葉自体が不要になるほど当たり前の存在として普及すること。近年の日本では「フェムテック」という言葉が本来の意図から離れた意味で使われることも増えてきていることから、フェムテックとして扱われているプロダクトやサービスの数々が一過性のトレンドとして消えてしまわぬよう、「フェムテックとはどのようなものか」について、今一度、考えなおすきっかけとなることも本展の狙いなのだそう。
未来の当たり前に出会え、心身のモヤモヤが晴れる場となるかもしれません。ぜひ、足を運んでみてください。
Femtech Fes! 2021
開催期間:2021年10月22日(金)〜24日(日)
開催場所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49F 六本木アカデミーヒルズ(ラウンジ49、カンファレンス7)
入場料:無料※ウェブサイトより入場チケット申込受付中
※10種以上のギフトが詰まったfermataオリジナルエコバッグを総勢300名にプレゼント。
※感染対策のため、来場時はマスク着用・手指消毒に協力を。体調に不安がある場合、来場をお控えください。
コメント
コメントを書く