「ごはん日記」で参考にしたいのが、料理に失敗したときのこぐれさんのリカバリー術。思いがけないアレンジ料理に仕立て直したり、お口直しの一品を作ったりといったアイデアには「なるほど」とひざを打つことも。
この日の“余計”な失敗は、読者の皆さんも「わかる~」と共感してしまうはず。最後の写真、ご夫妻の様子が素敵だったことも含めて、お気に入りの1記事に選びました。
私のバカ! 余計なことをしてしまった
【2019年5月30日】
久しぶりに海まで散歩。青い空、穏やかな海。
朝ごはん:フレンチトースト、生ジュース、ミルクティー、ヨーグルト、合鴨スモーク、ブリー(チーズ)、トマト。
昼過ぎにやってくる客人のため、調理を開始する。
野菜の宅配便が届く(100%無農薬の生産者エビベジの野菜がたくさん!)。貴重なものをありがとう。
でも、昨日いっぱい三浦野菜を買ったので、うちの冷蔵庫は満タン。せっかく送ってくれたのに、ごめんなさい。
昼ごはん:ガスパチョ、アーティチョーク(蒸し&オイル煮)、カプレーゼ(苺)、そら豆とベーコンとマーシュ(ああ、我が家産のそら豆がまだあったら良かったのになあ)、チーズ2種(Carboncino/Langres )、ミンク鯨のカルパチョ(玉ねぎスライス、パルミジャーノ、ルッコラ、塩、オリーブオイル)(やはり人気ありました)。
ここまでが第1幕目。
幕間:茶まんじゅうをONOMOMOKOが作ってくれた。製菓学校に通っているそうで、かなり本格的な味。先が楽しみ。
夜ごはん:庭に出てミツバチの巣箱を見たり、野菜を見たりして時間を過ごし、第2幕目に投入。
1皿目は甘鯛(半身)のカルパチョ(ナンプラー、パクチーの花)、2皿目はONOMOMOKOの庭で採取されたサフラン(すごい!)を使ってアクアパッツァ(ホウボウと甘鯛、あさり、ハマグリ、トマト、ズッキーニ)。
残ったスープでリゾットを作る。そのまま作ればよかったのに、アンチョビやドライトマトを入れるなどと余計なことをしてしまったために、味の濃すぎるしょっぱいリゾットになってしまった!
大失敗! ばか、ばか、私のバカ!
しょっぱいリゾットを忘れてもらおうと、慌てて作ったのはしらすと海苔のペンネ。こちらは概ね好評でした。
13時半〜22時まで。楽しい一日でございました。お腹は完治しました。
結構食べて、結構飲んだのに、大丈夫。ああ、よかった!
こぐれさんの料理なら、失敗作でも食べてみたい
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──この記事は、 2019年6月10日に掲載した記事を再編集しています。