実際に、皮膚科学研究から誕生した敏感肌のためのスキンケアブランド「iniks(イニクス)」を展開するマルホ株式会社が、肌が敏感な女性たちを対象に調査したところ、程度の差はあるものの全体の82%が「汗をかくことが嫌だ」と回答しました(※1)。
その理由は、「ベタベタする…82.4%」「ニオイが気になる…74.2%」「化粧が崩れる…64.0%」と続いています(※1)。
※1 マルホ調べ
実施期間:2021年05月18日~2021年05月20日
対象:5,800名 30~59歳 敏感肌、化粧かぶれ、アトピー性皮膚炎悩みのある女性
汗をかくことは「いいこと」です
ですがその一方で、汗をかくことは肌にとってメリットがあるそう。皮膚科医に「汗をかくことは皮膚の保湿において重要な役割を持つと思いますか」とたずねたところ、99%が「そう思う」「ややそう思う」と答えています(※2)。
※2 マルホ調べ
実施期間:2021年06月10日~2021年06月13日
対象:第120回日本皮膚科学会総会に来場した皮膚科医師 79名
その理由は、大きくふたつあります。
理由1)角質への水分補給をしてくれるから
汗の成分のほとんどは水分です。そのため、皮膚の角質へ水分を補給してくれる働きがあります。
理由2)天然保湿因子が含まれているから
汗には、アミノ酸や尿素、乳酸などの天然保湿因子が含まれており、皮膚のバリア機能サポートに関与しています。
これらのことから、汗をかかないと皮膚表面が乾燥し、角層が乱れてしまうと言うことができます。その結果、肌のバリア機能の低下につながるのです。
さらに、汗をかくことのメリットはまだあります。
✓皮膚表面が除菌できる
✓ニオイの原因となる物質を流してくれる
✓平熱を保ってくれる
これらの働きも期待できるのです。
いい汗、悪い汗がある!
ということで、汗をかきましょう、と言いたいのですが、その前に。汗といっても、いい汗と悪い汗があることをご存知でしょうか?
日常的に汗をかく習慣があるか、ないかで、汗の質が変わってきます。
「いい汗」とは
〇 サラサラしている
〇 成分は水分に近く蒸発しやすい
〇 ニオイが少ない
〇 汗をかいてもすっきりしている
「悪い汗」とは
× ベトベトしている
× ミネラル濃度が高く蒸発しにくい
× ニオイがある
× 肌に貼りつく感じがあり不快
汗をかく習慣がないと、体が汗を出す準備をできていないため、皮膚の中に汗が溜まってしまうことがあります。それが湿疹やあせもなどの肌トラブルに原因になることも!
汗をかく習慣作りが大切
テレワークなど、自宅で過ごす時間が増えたことにより、以前よりも体を動かす機会が減ってしまった人も多いと思います。
ここで大事になってくるのが、汗をかくことを習慣化すること。そして、今の生活の中で無理なく続けられることを実践することです。
例えば、毎日のお風呂時間で工夫をしてみるのはどうでしょう? 暑いからといってシャワーで済ませず、熱すぎない、心地いいと思う温度のお湯につかってみてください。短時間でも毎日続けることで、汗が出やすくなります。汗をより出やすくなるために水分補給をすることも忘れずに。
マスク蒸れによる肌トラブルを回避
そして、やっぱり気になるのがマスクによる肌トラブル。マスクを長時間着用していると、内側の皮膚表面が汗で蒸れてふやけた状態になってしまいます。そのためわずかな刺激でもダメージを受けやすくなり、バリア機能の乱れを引き起こしてしまいます。
そんなときは、ハンカチやティッシュで汗をこまめに、優しく拭き取ってください。ニオイやかゆみの対策にもなります。もし、汗をかいてしみる場合は、バリア機能が低下しているサインです。低刺激のアイテムに切り替えるなどして、肌状態にあったスキンケアを取り入れてみてくださいね。
Image via Getty Images ,Shutterstock
[イニクス]
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この悪い汗をかいて、それが染み込んだシャツやらリュックを使ってるからオタクって臭いんだろうな
これに風呂入らないが加わるとかもう生物兵器だろ