7月1日から始まったレジ袋有料化化粧品ブランドとしていち早くこの機会に行動を起こしたのが、ニューヨーク生まれのスキンケアブランド「キールズ(KIEHL'S SINCE 1851)」です。

2020年も「キールズ」のアクションが止まらない

今から169年以上も前に、ニューヨークのイーストヴィレッジの一角でアポセカリー(調剤薬局)として始まった「キールズ」。

以前から社会問題に対して積極的にアクションしており、2020年6月には「 Express yourself with Kiehl’s」をテーマに、アイコン的な「キールズ クリーム UFC」が「PRIDE 限定エディション」として日本初登場。イギリス人アーティスト、ルーシー・カークのハッピーな世界観で、 LGBTQ+PRIDE発祥の地とも言われているニューヨークにあるウェストヴィレッジを背景に、PRIDEの祭典に参加する多種多様な人々を表現したデザインとなっています。

日本で始まったレジ袋有料化にも、7月1日からいち早く対応。紙製のショッピングバッグが有料になり、S・Mサイズは22円、Lサイズ(2種)は33円、XLサイズは44円(すべて税込)で販売がスタート。店頭で使用済み製品を回収し、スパチュラに作り替えるといったエコ活動も2015年より推進しています。

楽しみながら“ちょっといいこと”ができるセンスが魅力

「キールズ」はブランド設立当初から、コミュニティへの貢献をブランドの信念としてきました。

2019年の秋には、これまで地道に行ってきた天然由来成分を使った製品づくりや、エネルギー・資源をムダにしないパッケージ開発を、「MADE BETTER」というスローガンのもとにプロジェクト化。

ショッピングバッグの削減に加え、鳥取県智頭町で植林活動をスタートするなど、私たちが「化粧品を買う」という活動を通して、環境保全に参加できるアクションを次々に打ち出しています。

冒頭でご紹介した「キールズ クリーム UFC」の限定パッケージもそうでしたが、生活のなかで楽しみながら、多様性やゴミ削減について考えるきっかけをくれるのが「キールズ」のいいところ。

公式オンラインストア限定で販売されている550円(税込)のオリジナルエコバッグも、たたむとキーホルダーのように小さくなり、肩掛けできるサイズ感が秀逸! バッグにつけて、毎日持って歩きたくなるかわいさなのです。

コロナと闘う女性に贈られたピンクのトートバッグ

「キールズ」や「ランコム」、「メイベリン・ニューヨーク」を傘下にもつ世界最大の化粧品会社であるロレアルグループの日本法人である日本ロレアルは、こうしたサスティナブル施策や女性支援を重大なミッションと捉えているそう。

「ランコム」は新型コロナウイルスの感染拡大対策のため、最前線で活躍する女性医療従事者と保育士たちに、感謝とエールを伝える「Lancôme Cares」活動を世界規模で展開。

日本でも医療や保育の重責を担う女性たちに、人気商品を詰め込んだ鮮やかなピンクのトートバッグがプレゼントされました。

「メイベリン ニューヨーク」では10~20代の心の悩みを抱える女の子の支援団体「特定非営利活動法人BONDプロジェクト」とパートナーシップを締結。

そのほか、日本ロレアルとしては、女性科学者支援のための「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」を設立し、これまで55名の受賞者を輩出したり、シングルマザーへの就業支援を行ったりするなど、女性のエンパワメントのための活動にも力を入れています。

忙しい生活のなかで、継続的にSDGsにコミットしていくのは難しいもの。日本ロレアルの活動を応援する形で“未来への扉”をひとつでも多く開けるのなら、毎日のスキンケアやメイクがもっと楽しくなりそうです。

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