生理は、月経血とともに、カラダの外に出したいものを洗い流してくれるデトックス期。カラダも心も浄化されて気持ちいいものですが、それまでの数日間、めまいがしたり、イライラしたりと月経前症候群(PMS)に悩まされます

PMSの原因は、じつは、医学的にもはっきりとはわかっていないのですが、生理前の2週間の黄体期に、黄体ホルモンが減少するとともに、脳内の神経伝達物質のセロトニンの生成の減少に影響されるものではないかと考えられています。


PMSの改善には「ほうれん草」が良い!

PMSの改善には、適度な運動と日々の食事に気をつけることが大切だといいますが、一体何を食べれば良いのでしょう? 調べてみると「ほうれん草」が良いとの情報を発見。具体的には、ほうれん草に含まれる、以下の栄養素がPMSに効果があるそうです。

・ビタミンB1、B2
脳内物質のセロトニンやドーパミンの量を増やす働きがあると考えられているほか、ビタミンB2は吹き出物などにも効果があるそう。

・カルシウム
ホルモンを生産する内分泌系に影響を与え、気分の不安定、むくみ、食欲、痛みを改善すると言われています。

・マグネシウム
痛みや炎症に関係する物質の作用に影響するといわれ、むくみ、胸の張り、気分の不安定が改善されるとそうです。

・鉄(非ヘム鉄)
脳内にセロトニンを増やす働きがあると考えられています。(鉄分の吸収を助けるビタミンCも豊富です)

これらの栄養素は、小松菜、ブロッコリーなど「緑の葉野菜」全般に多く含まれているといいます。生理前には、緑色の野菜を意識して食べてみようと思います。

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photo by Thinkstock/Getty Images

(杉本真奈美)

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