銀座上符メディカルクリニック院長の上符正志先生に、女性たちが抱えるそれぞれの不調について、対処法や頼りになるサプリメントなどをアドバイスしていただきます。
今回は、デスクワークが多い30代会社員のお悩みにおこたえます。
【デスクワークが多いE子さん】眼精疲労は改善できますか?
E子さん :
30代、会社員です。毎日、長時間パソコンでの仕事を続けているので、目が疲れたり、かすんだりすることが多くなりました。この症状は改善できますか?
上符先生 :
パソコンの仕事が多くなると、どうしても、目を酷使してしまいますよね。
まずは、スマホを使う時間を少なくしたり、ブルーライトをカットする眼鏡を着用してみたり、いろいろと工夫してみてはいかがでしょうか?
夕方になるとピント調節がうまくいかなくなるという人もいると思いますが、その場合は少し休んで遠くを見たり、目をつぶったりしてみるといいですよ。
デスクワークを長時間続けると肩周辺の僧帽筋(そうぼうきん)がかなり緊張した状態になるので、時々肩を回したり、横になってみたりするのもいいと思います。
人の集中力が続くのは、だいたい45分くらいかと思うんです。
サッカーの試合も前半後半それぞれ45分だし、ヨガのクラスも短めだと45分。だから、45分仕事を続けたらいったん休むようにしたらいいのではないかと思います。
今お伝えした7つの対処法をぜひ試してみてください。
E子さん :
眼精疲労にいいといわれている、サプリメントはありますか?
上符先生 :
たとえばルテインは、目の網膜や水晶体に存在して、そこで活性酸素を発生させる原因となる紫外線や可視光線を吸収し、網膜と水晶体の酸化を防いでくれます。
ドライアイにもいいといわれていますね。ブルーベリーに多く含まれるという色素のアントシアニンや、海藻やサケ、エビ、カニなど魚介類に含まれるアスタキサンチンなども、眼精疲労の緩和に役立つと注目されています。
──この記事は、2019年11月21日の記事を再編集して掲載しています。
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