健康はスマートに管理する時代。
ふだんでもランニングの時間計測や睡眠管理にアプリを使っている人も多いかと思いますが、海外ではさまざまなフィットネス・テクノロジーが次々に登場しています。
連載『Prevention』に登場したものから、アメリカで話題のITフィットネスサービス、ウェアラブルデバイスをいくつかピックアップ。
自宅の鏡で本格ジムレッスン——「MIRROR(ミラー)」
MIRROR公式サイトよりジムに行きたいけれどまとまった時間がとれない、筋トレの正しいフォームがわからない。
「MIRROR(ミラー)」は、見た目は普通の姿見ですが、実はディスプレイになっているスマートミラー。
ストレッチ、筋トレ、ヨガなど、トップクラスのトレーナーによるクラスをリアルタイムに受けられ、フィードバックももらえるという、まさにフィットネススタジオが自宅に転送されてきたような感じ!
トレーナーの動きを見ながら、自分の姿を鏡にうつして確認できるので、正しいフォームが短期間で習得できるのも魅力です。
価格は、鏡だけで1495ドル。オンデマンドワークアウトは月額39ドル(以下、価格は2020年2月時点のもの)。
暑い・寒いも手首で調整——「Embr Wave」
Embr公式サイトよりオフィスの空調が寒すぎると思っても、男性陣は「暑い」という。一方、寝室の設定温度だってパートナーと食い違い、いつも口論になってしまう。
それは、男女で感じる「快適な温度」の違いに原因があるのですが、理屈はどうであれ、すぐに温度をなんとかしたいですよね。そこで便利なのが「Embr Wave(エンバーウェーブ)」。
暑いな(寒いな)と思ったときに、ボタンをプッシュするだけで、快適な温度に調節してくれるリストバンドです。
手首を集中的に温める(冷やす)ことで、脳に刺激をあたえて「温かい(寒い)」と感じさせる仕組みになっているようです。価格は299ドル。
ウェアが正しいヨガポーズを教えてくれる——「Nadi-X」
Nadi-X公式サイトよりヨガは正しくポーズを行うことがとても大切です。しかし、広いスタジオだとインストラクターの姿が見えにくかったり、マネをしてもなにか違うなあってことありますよね。
「Nadi-X」は、ヨガで一連の動作を行う際に正しいフォームを保てるよう振動で教えてくれるスマートヨガパンツ。
パンツにセンサーがついていて、アプリで表示されたポーズをとると、お尻、ひざ、足首についたモーターのバイブレーションで正しいポーズを教えてくれます。
デバイス(パルス)は取り外せるので、家の洗濯機で普通に洗える点もいいですね。価格は249ドル。
テクノロジーを味方に
女性特有のつらさ、これからの時代は「テクノロジー」で解決できる?