時計としてはもちろん、GPSやヘルスモニタリングなど多彩な機能を搭載することで注目を集めているスマートウォッチ。
ランナーたちの間ではもはや必携のギア。でも、フェイスが大きくてゴツいデザインが多いため、「普段は着けにくい」と思っている方も多いのではないでしょうか?
今回はラン好きスタイリストの工藤満美さんがおすすめする、普段使いもしやすいスマートウォッチをご紹介。運動の時はもちろん、普段のコーディネートにも取り入れやすいモデルを厳選しました。
ワンピやスカートと合わせたい一本
工藤さんが使用しているのは、こちらのひとつ前のタイプ。スタイリストの工藤さんが愛用しているスマートウォッチは、SUUNTOのハイエンドモデル「SUUNTO SPARTAN ULTRA」。
スクリーンが大きくて見やすいので普段から毎日着けているそうです。
工藤満美 :
主にランとトレラン(トレイルランニング)で使っています。スピードや距離、標高などが見やすいので、モチベーションをあげてくれますね。タッチスクリーンでサクサクと操作できて、機械音痴の私でも扱いやすいから気に入っています。
ケースの直径が50mmもあるので、細い女性の腕に着けるとその存在感は大きすぎ……。工藤さんはそれを逆手に取って普段のコーディネイトにも取り入れているとのこと。
工藤満美 :
マニッシュなスタイリングにはもちろんですが、あえてワンピースやスカートなど、甘めなコーディネートに合わせた感じがいいんです。『その大きい時計いいね!』ってよく褒められるんですよ。
大ぶりでも身に着けやすいミントグリーン
カラバリは写真のOceanのほか6色が揃います。「SUUNTO 3 FITNESS」2万3375円(税込)SUUNTOのスマートウォッチの中でもエントリー向けとして人気を集めているのが「SUUNTO 3 FITNESS」です。
工藤満美 :
スマートウォッチは総じて大ぶりなタイプが多いのですが、こちらのミントグリーンのカラーはアクセ感覚で着けやすいのでおすすめです。個人向けのトレーニングプランの作成や記録はもちろん、睡眠の質まで管理してくれます。
ケースサイズも直径43mmとやや小ぶり。価格も3万円前後とお手頃なので、はじめてのスマートウォッチとしておすすめです。
通勤服にも似合うゴールドフェイス
写真のLight Goldのほかに5色展開。「vívoactive 4S Dust Rose」4万3780円(税込)ランナーにおなじみのブランド・ガーミンからは、新作「vívoactive 4S」がおすすめと工藤さん。
工藤満美 :
個人のデータを収集し、分析することで活動と休息時間を管理してくれたり、アプリと連携すれば生理周期を追跡して身体の状態も記録してくれる優れものです。
スモーキーなピンクのベルトとゴールドのケースデザインは、通勤服にも違和感なく似合います。
ケースサイズは直径40mmと前述のスントよりは小さめ。小ぶりなスマートウォッチをお探しの方にぴったりな一本です。
アクセとの重ね付けを楽しめる
写真のホワイトのほかにブラックとディープブルー(M/Lサイズのみ)、ルビーレッド(Sサイズのみ)がラインナップ。「Polar A370」2万1780円(税込)心拍トレーニングのリーディングカンパニーとしても有名なポラール。「Polar A370」は、 24時間心拍計測に対応し、より詳しい睡眠分析ができるモデルです。
工藤満美 :
バランスの取れた生活を送りたいという人にぴったりのモデルです。他のスマートウォッチと違って、バングルのようなスマートなデザインなので、アクセサリーと重ね付けしても楽しめます。カラーはホワイトがおすすめですね。
ときにトレーナー、ときにドクターの役割も果たしてくれるスマートウォッチ。運動時だけでなく、毎日身に着けることでその真価を発揮するというものです。
2020年、自分のライフスタイルに合った一本を選んで、健康な毎日を過ごしてみませんか?
スタイリスト工藤さんおすすめのランニングアイテム
工藤満美(くどう・まみ)さん
ファッションスタイリスト、着物レンタルサロンKIMONOBLEプロデューサー。一般社団法人ランガール理事。自身もランニングとフィットネスが趣味であることから数年前よりスポーツシーンのスタイリングで注目を集める。国内レースでは、日本最高峰のトレイルランニングレースである、通称「ハセツネ」(長谷川恒男カップ日本山岳耐久レース)や、富士山麓のおよそ170kmの道のりを走るUTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)などウルトラトレイルレースの完走経験もある。
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