すぐ手に入る! ジャパニーズ・スーパーフードに注目
スーパーフードときくと、キヌア、チアシードなどの栄養価の高い食品が思い浮かぶと思いますが、じつは日本発のスーパーフードもあるのです。
ジャパニーズ・スーパーフードとは、日本の伝統自然食品やそれらを再構築した日本独自の食品のこと。味噌、納豆などの発酵食品や玄米やお茶、山菜きのこなどがそれにあたります。
これまでの「最年少スーパーフードマイスター、Lilyのノーギルティー!フード」では、罪悪感なしで食べられるスーパーフードレシピをご紹介してきましたが、2020年は、ジャパニーズ・スーパーフードに注目していきたいと思います。連載タイトルも今回より「最年少スーパーフードマイスター、Lilyが注目する、ニッポンのスーパーフード」に!
必ず冷蔵庫に入っている「味噌」を主役に
新連載となる今回、さっそくレシピに取り入れるジャパニーズ・スーパーフード Vol.1は「味噌」です。
味噌ってアレンジし放題ですが、いざとなるとつくる料理は味噌汁になってしまいませんか? 必ずといってよいほど冷蔵庫に入っているのに、何かもったいないですよね。
グリルドサーモンのサラダ with 柑橘味噌ドレッシング
そこで今回は、日本が誇るスーパーフードの味噌を使った、とても簡単なレシピをご紹介します。マンネリ化しがちな味噌を「ドレッシング」の主役として使うことで、普段とは違い、少しおしゃれな料理ができてしまいます。
ではさっそく、そんなとっておきレシピと味噌の栄養素についてご紹介します。
味噌を柑橘類と合わせることはめったにないと思いますが、実はこれがとっても合うのです。
みかんがマイルドなお酢のようなアクセントになり、味噌の塩味をより引き立たせます。今回のレシピはサーモンを使用していますが、もちろん他の魚や肉でも相性は抜群です。
<材料>2人分
鮭 2切れ サラダほうれん草 110g 水菜 20g ねぎ 10g ラディッシュ(薄くスライス) 60g カシューナッツ(またはピーナッツ )40gドレッシング
味噌 大さじ1 みかん 1つ 純米酢 大さじ2 オリーブオイル 大さじ2 はちみつ 小さじ1<レシピ>
ドレッシングを作る。 鮭をフライパンに2切れ並べ、そこにドレッシングを大さじ1杯分かけて約10分中火で両面焼く。 その間にサラダほうれん草と水菜を好きな大きさに切りお皿に敷き、その上にねぎ、ラディッシュを適当に乗せる。 最後に鮭を上に乗せ、残りのドレッシングをかけ、砕いたカシューナッツをまぶしたら完成。ジャパニーズ・スーパーフード Vol.1 味噌
image via Shutterstock味噌の原材料は大豆。大豆を発酵させることによって、アミノ酸やビタミンの生成が促進されます。アミノ酸を体内で生成することはむずかしいため、食事で摂らないといけないのですが、これが決して簡単ではないのです。
このレシピのように、加熱せずにドレッシングとして味噌を料理に取り入れると、酵母菌の持つ栄養素を逃さずにしっかりと体内に取り入れることができます。
塩分が少ないわけではないので、大量に摂取してよいものではありませんが、塩に代わる調味料としては大活躍です。味噌に変えられる場合は、ぜひ味噌を使ってみてください。栄養価がグンと上がりますよ。
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