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いま「1月禁酒」が人気の理由。対処法とその効果とは?

2019/12/30 07:30 投稿

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年末年始は、つい飲みすぎるもの。

しかし、楽しい年末が終わると「ドライ・ジャニュアリー(1月禁酒)」を始める人もいるようです。これはイギリスの慈善団体「アルコール・チェンジUK」が始めた運動で、お酒との関係を見直すために、新年の1カ月間アルコール節制にチャレンジしようというもの。

飲む量を減らすという新年の抱負として実践する人もいれば、年末にカクテルやワインをたっぷり楽しんだので体調をよくしたいからやってみるという人もいるようです。

「1月禁酒」にはどんな効果があるのでしょうか。また飲まないでいるにはどうしたらいいのでしょう? 専門家が説明します。

「1月禁酒」が人気の理由

アルコール・チェンジUKによれば、毎年何百万人もの人が「1月禁酒」を実践しているそうです。

公式サイトでは「ひと晩、一か月、あるいはもっと長い間、期間を問わずアルコールを飲まないでいることが自然だと思えるようになるチャンス」と宣言。「多くの人が、飲んでしまったことに後悔を感じています」

年末年始の食べすぎ、飲みすぎで、体重が増えた、よく眠れなくなった、健康を考えていったんリセットしたいなどと思う人もいるでしょう。そう話すのは、ニューヨーク市にあるイレブンイレブン・ウェルネスセンターの総合栄養士でヘルスコーチのドーン・ブリジッドさん(理学修士、専門看護師, 管理栄養士)です。

また、1月は新年の抱負を掲げるのに理想的なタイミング。31日間という短い期間なら、ほとんどの人は「自分にもできる」と思うのではないでしょうか、とブリジッドさんは言います。

どうすれば1月禁酒を成功できる?

image via shutterstock

「1月禁酒を簡単にできる人もいれば、なかなか難しい人もいます。友人や家族に参加していることを報告したり、一緒にやってみないか誘ってみましょう」(ブリジットさん)

いっぽうで、定期的にたくさんアルコールを摂取している人の場合、突然お酒をやめると危険な離脱症状が出る場合もあるとホワイト医師は注意を促しています。

「その人がどのくらいの量を、どの程度の頻度で飲んでいるのかにもよりますが、アルコールの禁断症状には、不眠症、情緒不安、発汗、不安感、吐き気、発作などがあり、ときには死に至ることすらあるのです」。アルコール中毒で苦しんだことがある人は、禁酒を行う前に必ず医師に相談してください。

1月禁酒が終わってから、再びふだんの生活でお酒を飲む際には細心の注意を払ってください、とホワイト医師は言います。「アルコールへの耐性が弱くなっている可能性もあるので、再び飲み始めたときに思ったよりも大きな機能障害が現れるかもしれません」。

2月1日になったら、1、2杯は気兼ねなく楽しんで。でもどんな気分になるのかを正確に判断するためにも、ゆっくり飲むようにしてください。

明朝の『Prevention』では、具体的なメリットを紹介します。

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