知識も経験も豊富で一見完璧に見える女性。しかしその中に、ふと垣間見える言葉遣いや身だしなみ、仕草、コミュニケーションで損している、「なんかもったいない!」と感じる女性が意外と多いこと、ご存じですか?

この連載では、そんな残念ポイントを自分なりにチェックでき、読者のみなさんが真の大人女性に近づくための手ほどきができればと思っています。

今回は、待ち合わせに遅刻してしまったときのシチュエーションです。どうしても、待ち合わせに遅れることって、ありませんか? そんな時に、何も事前に連絡せずに、会った時に「ごめんなさい、遅れました」って、バツ悪そう言ったとしても、社会人として失格ですよね(苦笑)。

事前に相手に、今の状況を伝えるのが普通ですよね。今回は、待ち合わせに遅れる場合に、相手に送るメッセージについて皆さんの回答を試したいと思います。

Q1. ある食事会に行く途中、7分ほど遅刻しそうなことに気づいたあなた。相手に謝罪をしつつ、遅れる分数をどう伝えますか?

下の回答の中から、あなたなら、どれを選びますか?

「ごめん、5分くらい遅れそう」(実際の到着時間より早めに言う) 「ごめん、7分遅れそう」(実際の到着時間をそのまま言う) 「ごめん、10分遅れそう」(実際の到着時間より遅めに言う)

このあと、それぞれの回答について、僕なりのコメントをしたいと思います。

1. 「5分くらい遅れそう」を選んだあなた

もちろん、遅れる時間を極力少なく言いたいですよね(笑)。5分と7分では微々たる差かもしれませんが、事前に伝えた時間より更に遅れてしまうと、せっかちな相手だったり、嘘の嫌いなきちんとしている相手なら、かえって心証を悪くするリスクがありますから不正解です。

2. 「7分遅れそう」を選んだあなた

この答えを選んだあなたは不正解。7分と言っておきながらも、途中、交通機関が乱れたりと、何が起こるかわかりません。1の「5分くらい遅れそう」の回答と同じく、伝えた時間より遅いと、かえって心証を悪くするので要注意。このことに限らず、普段からリスクヘッジした行動を心がけましょう。

3.「10分遅れそう」を選んだあなた

これが正解です。待つ相手としたら、事前に言われた遅刻する到着時間より、少しでも早く来てくれたら、不思議と心証がよくなるものです。だから、遅れる場合は、予定の到着時間より少し遅く言っておくべき。

もちろん、相手の性格のタイプによって使い分けるのもいいと思います。おっとり系で、あまり細かいことを気にしないタイプなら、多少予定が遅れても気にしないでしょうから、予定時間よりちょっと早く言っておいてもいいと思いますね。逆のタイプなら、予定より遅く言っておいた方がいいでしょう。

ちなみに、僕がもしも仕事などの関係で友人との間と合わせを10分ほど遅れてしまった場合は、こう対応します。

会社を出る前に、「ごめん。会社出る前に上司に捕まってしまって、15分ほど遅れそうです。なるべく早く向かいます」とLINEします。

友人なら、遅れる理由を嘘つく必要はないと思いますが、友人以外なら、「上司に捕まってしまって」のように嘘でもいいので他責の理由を付け足した方がいいと思います。

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