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医者も実践! ウイルスをシャットアウトする、正しいマスクの着け方

2019/11/07 12:00 投稿

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風邪やインフルエンザが猛威をふるうこれからの季節。今年こそ「正しいケア」で撃退しましょう。絶対に風邪をひきたくない人へ、風邪対策の新常識を毎日ひとつずつお届けします。

マスクを使うときに厳守すべき3つのポイントがあります。

1. ワイヤー型のマスクで鼻と頬の隙間をなくす
顔とマスクの間に隙間があるとウイルスを遮断できず、病原菌が侵入してしまいます。マスクから鼻を出すのは論外。必ず隙間なく、顔に密着させることが重要です。

2. こまめに捨てる
1袋5~7枚くらい入っている使い捨てマスクを、1日1袋使い切るくらいの頻度でマスクを交換しましょう。とくに、満員電車など感染リスクが高い場所を通過した後は、すぐにマスクを取り換えましょう。

3. マスクの表面を絶対に触らない
マスク表面にはウイルスが付着している可能性があります。触ってしまって自分の顔などに触れると、ウイルスを吸入する可能性が。マスクを外すときは耳のひもの部分を持って外します

ちなみに、医療従事者の間では、米国国立労働安全衛生研究所の認定を受けた「N95マスク」というマスクが使われています。

このマスクには、0.3ナノメートル以上の微粒子を95%カットする効果があります。

明日は、「正しいうがいの仕方」を解説します。

30日間の「風邪・インフルエンザ対策」をもっとみる

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裴 英洙(はい えいしゅ)さん
医師・医学博士、MBA。ハイズ株式会社代表取締役。1972年奈良県生まれ。金沢大学医学部卒業、金沢大学大学院医学研究科修了。金沢大学医学部卒業後、金沢大学第一外科(現・先進総合外科)に入局。その後、金沢大学大学院に入学し、外科病理学を専攻し医学博士を取得。さらに、病理専門医を取得し、市中病院にて病理医として病気の最終診断にかかわり、年間10000件以上の重大疾病の診断をこなす。また、医師として働きつつ慶應義塾大学大学院経営管理研究科(慶應ビジネス・スクール)にて医療政策・病院経営の第一人者の田中滋教授に師事。同ビジネス・スクールを首席で修了。ビジネス・スクール在学中に医療機関再生コンサルティング会社を設立。多数の医療機関の経営支援、ヘルスケア企業の医学アドバイザー業務などに従事。現在も医師として臨床業務をこなしつつ、臨床の最前線からのニーズを医療機関経営に活かすハンズオン型支援を行なう。著書に『なぜ、一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さないのか』『一流の睡眠』(ともにダイヤモンド社)などがある。

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