マラソン歴18年(うちトレランが8年)のキャリアを誇るスタイリストの工藤満美さんは自他ともに認めるランニング好き。仕事の合間を縫ってはトレーニングに精を出し、週末には各地で開かれるレースに参加と、趣味の域を超えたハマりっぷりです。
そこで、走ることに没頭する工藤さんに、普段使いできるランニングアイテムを紹介する連載企画。第1回目では、レースにも普段のコーデにも取り入れられるラン/オフ兼用のランニングシューズを2モデル紹介します。
まるで泡の上を走っているかのような感覚
カラバリは、こちらのピンククウォーツのほかに、サンセットティント、クリムゾンティント、オレンジパルスナイキの全4色展開。ジョイライド ラン フライニット19,800円(税込)そんな彼女がおすすめする、走りやすくて普段使いもできるランニングシューズの一足目は、ナイキの「ジョイライド ラン フライニット」です。
エアやリアクトなど、ナイキが提供するさまざまなクッショニングソールのひとつとして、この夏新しく加わったナイキ ジョイライド ラン フライニット。ソールに透けて見える小さなビーズが最大の特徴で、このビーズはそれぞれの部位に合わせたポッド(容器)の中に配置されていて、履く人の足の形に馴染んでくれます。
いままでのクッショニングソールとは違った独特の履き心地は“泡の上を走っているよう”とランナーの間でも評判です。
工藤満美 :
優れたクッション性と特徴的なソールの形状でなめらかな履き心地です。
普段使いではこれからの季節、厚手の衣類にこのピンククォーツを合わせることで野暮ったく見えがちな着こなしを新鮮に見せることができます。トレンチコートや大きめなざっくりとしたニットに合わせたいですね。
ファッショニスタからも人気! マシュマロのような柔らかい履き心地
ホカ オネオネ「クリフトン6」16,500円(税込)続いて工藤さんがおすすめしてくれたのが、ホカ オネオネの「クリフトン6」。
数々の賞を受賞したクリフトンシリーズの最新モデルで、軽量性、クッション性、反発性はそのままに、アッパーを軽量で通気性に優れたエンジニアードメッシュに改良したことで快適性がさらにアップしています。
マシュマロのような柔らかいクッショニング素材が定評のホカ オネオネですが、このモデルはセレクトショップなどでも取り扱いが増えているので、目にしたことがある人も多いはず。
工藤満美 :
弾むような履き心地でストレスフリー。私もこのシリーズはずっと愛用しています。普段使いにはブラック/ホワイトのモデルがベスト。
ブラックやグレーなどのパンツスタイルに合わせてカラーを繋げると、ソールの厚みもあるので脚長効果が期待できます。
また、あえて甘めのロングスカートに合わせてもスカートスタイルが新鮮に見えるのでおすすめです。
ランニングするうえで、シューズ選びは特に重要です。ここで紹介した2足であれば、走り心地は抜群なうえに、普段のコーディネイトにも取り入れやすいので一石二鳥。シューズの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
工藤満美(くどう・まみ)さん
ファッションスタイリスト、 着物レンタルサロンKIMONOBLEプロデユーサー。一般社団法人ランガール理事。自身もランニングとフィットネスが趣味であることから数年前よりスポーツシーンのスタイリングで注目を集める。国内レースでは、日本最高峰のトレイルランニングレースである、通称「ハセツネ」(長谷川恒男カップ日本山岳耐久レース)や、富士山麓のおよそ170kmの道のりを走るUTMF(ウルトラトレイル・マウントフジ)などウルトラトレイルレースの完走経験もある。
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