──ライフハッカー[日本版]より転載
「FOMO」というのは「Fear Of Missing Out」の頭文字を取った言葉で、「何かを見逃してしまうことへの不安、取り残されることへの不安」という意味です。友達がSNSに楽しそうな写真をアップしていて、自分が呼ばれていなかったら? 最新のタピオカドリンクを飲み逃していたら?
FOMOに打ち克つには、(SNSなどを)断ったり、行動を変えたり、単に楽しいことだけに参加する必要があると、何人かのライターが言っています。それができる強い意志がある人はいいですが、そうでない人は自分の単純な頭を少し騙すようなコツが必要です。
「FOMO」ではなく「JOMO(Joy Of Missing Out=見逃す喜び)」を知るには、3つのことを変えなければなりません。
1. 早めに切り上げる
image via Shutterstockですから、「これで十分だ」と思う以上にやり続けていることは、すぐにやめた方がいいです。パーティーは早めに帰り、プロジェクトは謝って手を引き、サブスクリプションは退会し、あまり関わらないようにします。少し早すぎるかなと感じたとしても、すぐに「実は潮時だった」とわかります。
2. 辛くてもけりをつける
image via Shutterstockやめるのは辛いものです。「FOMO」から「JOMO」に変えるには、少し痛みをともなうということです。SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)のテック系のカンファレンスが大盛況だった年に、私と友だちは1時間行列に並んで、限られた人しか入れないドリンク無料のパーティーに行きました。会場に入って30分後、友だちは「無料とはいえ、このパーティーは人が多すぎるから、何人かで静かなバーに移動して、お金を払って飲んだ方がいい」と言いました。
そして、仲間内に潮時だということを伝えて、「よし、バンドエイドをはがすぞ(痛みを伴ったとしても困難なことにけりをつけるという意味)」と言いました。多少の痛みはあります。それでも、その痛みは、痛みがなくなる前にくるような“いい痛み”です。
3. 前もってやめることを決める
image via Shutterstock見逃したり、取り残されたりすることに対する「見方を変える」アドバイスはたくさんあります。自分で選んでいないのに、見逃したり、取り残されたりした場合はかなり辛いです。
「このパーティーに行けなくて悲しい」と思っているのを、「別に、このパーティーにいなくてもいい」と思うように、頭を切り替えることはできません。自分でパーティーに行かないと決断しなければなりません。
このようにして、私はいくつかの付き合いをやめました。辛かったですが、事前に行かないことを決めたので、イベント開催までの数ヶ月を心穏やかに過ごすことができました。まだイベントに参加している友だちの写真をInstagramで見る度に、行かないと決めた理由を思い出して、気分がよくなりました(友だちには楽しんで欲しいと思っていますが)。
それでも少し自己ぎまんにはなります。新しい洋服を買ったら、それを着倒すまで、これ以上服は買わないと決めます。もしくは、洋服を買う予算を決めます。これで主体的な人間になり、後で見逃すことを決められる自分になります。
4. 小さくても確実な幸せを探す
image via Shutterstock当然ながら、もっとやるべきことがあれば、何かを逃すのに十分な理由になります。何かを買うお金の余裕がないのが不満なら、これまで買ったもので一番贅沢なものを探して、それを使いましょう。
ニュースフィードを削除して、本を読んだり、テレビを見たり、テレビゲームをしたり、自分が楽しくなることをしましょう。
真面目なことや、意義のあるものを探す必要はありません。そのことに時間を費やしても後悔しないとわかっている、自分が心から喜ぶことをしましょう。それが、他のことを見逃すだけの価値があることです。
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んなもんニコニコニュースで言ったって...(笑)