そんなサラダチキンの原材料である「鶏むね肉」。実はダイエッターだけでなく、アンチエイジングや疲労回復にもよいと言われる食材です。「鶏むね肉」の魅力を、管理栄養士の水谷俊江さんが解説します。
高タンパク質・低脂質・低糖質・低カロリー!
「鶏むね肉」の魅力のひとつは、低カロリーであること。例えば、鶏むね肉を蒸して味付けされた「サラダチキン」で換算すると、以下のようになります。
食べ応えがあるのに1パック(100g)当たりのカロリーがおおよそ100kcalという低さ。
(「Diet Plus」より引用)
しかも、カロリーが低いだけでなく、私たちの体に必要な栄養素もしっかり。同じく100gに含まれる注目の栄養素は?
タンパク質は約22g。1食で必要とするタンパク質を十分にとることができます。さらに鶏の胸肉の糖質量は0g。そしてそして、脂質は1g未満。皮付きの鶏もも肉の1/10の脂質量という、ダイエッターに便利でうれしい食品なのです。
(「Diet Plus」より引用)
余分な糖質や脂質が控えられることは、ダイエット中に限らずうれしいポイントですよね。
水谷さんは、「サラダチキンがダイエットに向く理由」として次の3つを挙げています。
高タンパク質(1パックで1食分のタンパク質) 低脂肪、低糖質、低カロリー 手軽に手に入り、調理いらず(「Diet Plus」より引用)
肌や髪、目によいビタミンAが豊富
その他にも鶏むね肉には、女性にとってうれしい栄養素が豊富です。それは「ビタミンA」。
つややかな肌や髪、目、その潤いを保つ働きをするビタミンAが鶏の胸肉には多く含まれています。
(「Diet Plus」より引用)
その他、鶏むね肉には疲労回復効果があったり、鶏むね肉に豊富に含まれるタンパク質はメンタルの安定をサポートしたりといいことづくめ。タンパク質は体内にためておけないので毎食こまめに摂ってみてくださいね。
栄養の話をチェック
水谷俊江(みずたに としえ)さん
管理栄養士。美容クリニックでのダイエット指導、特定保健指導での相談業務に携わり、現在では「食」をテーマにしたコラムも執筆。南米、北米で10年間生活したなかで、改めて日本の食文化の偉大さを実感。ひとりひとりに合った形で、太る習慣を無理なく改善できる方法を提供中。
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