今回のお悩みは、お調子者タイプの相手とどう接していけばいいかわかりません、です。ビジネスでいうと会社の上司だったり、プライベートなら友達や恋人に、お調子者は少なからずいるものです。
お調子者のよくある特徴は、「場を仕切りたがる」「とにかく話題が豊富」「誰とでもコミュニケーションがうまくとれる」。一方で、話を盛ったり、ルーティンーワークが苦手などのネガティブ要素も持ち合わせています。
ただ、トータルすれば行動力抜群なので、人としては人気があると思います。あとは少し手綱を握って、コントロールさえしてあげれば、ストレスなくつきあっていけると思います。
今回は、そんなお調子者タイプと上手につき合う方法について紹介します。
会社の上司にいる場合
とにかくノリのいいお調子者の上司とのつき合い方は、基本はとりあえず、相手に合わせて、よくいう「ヨイショ」をしておけば、ある程度の事はうまく進みます。
相談する時は、「○○さん経験豊富なので、何かいいアイデアあったら教えてください」と一回、相手を立てて、甘えてみたりすると協力を引き出せます。
注意して欲しい点は、ネガティブ要素にある、忘れっぽい部分や、その場のノリでOKを出して、後ではしごを外される場合もあるので、メールでアポや約束したことは証拠を残しておいたり、リマインドメールしておくといいですよ。
自分の恋人の場合
自分の恋人がお調子者である場合のつき合い方もアドバイスしましょう。褒めるときは、誰か友達の前で褒めたり、第三者から褒めさせたりすると、より調子にのってがんばってくれるタイプです。
具体的には、「○○くんのことかっこいいって、私の友達が言ってたよ」みたいな感じです。他にも、なにかお願いする時は、「○○してくれること楽しみにしてるね」と、軽いプレッシャーをかけるといいでしょう。するといい感じで期待に応えてくれます。
何か注意するときは、「○○ができたら完璧なのになぁ」という、「もう少しなのに感」であおると、最後ひとがんばりしてくれます。
お調子者は、あなたが上に立った感じで言葉のかけ方を意識するだけで全然変わってくるので、ぜひ皆さんもやってみるといいですよ。
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イラスト/古荘風穂