テレビ番組でインタビューを受ける。大きなステージに立って大喝采を受ける……。
今の自分に「あるわけない」ことを妄想してしまうクセは、やめることができるのでしょうか? ニューヨークのセラピストで作家のシェリー・アマテンスタインさんが、そんな悩みにお答えします。
心は結構ふらふらしている
image via shutterstock真面目な話、こうしたクセはあなただけではありません。スマートフォンを使う技術を利用して参加者の考えや感情を追跡した2010年のハーバード大学の調査によると、47%の時間、私たちの心はふらふらと“徘徊”していることがわかりました。
心の“徘徊”とは……。会議で同僚のだらだら話に耳を傾けながら、夕飯に何を作ろうか考え込む、ビーチでくつろぐことを空想する、あのアホなやつにどう言ってやりたいか考える、昨夜のパーティで「うわー! あなた本当にこのオードブルが好きなのね」と言ったあいつ。厄介な問題に対する創造的なアプローチを思いつくだけ考えてみる、などなど。
空想しながら表情が動くタイプは要注意
image via shutterstockまたこうした中でも、心配すべきタイプの空想もあります。1日の60%が上の空で、人間関係や生活能力に深刻な影響が及んでしまうようなケースです。米国精神医学会の『精神障害の診断と統計の手引き(DSM-5)』では記述されていませんが、この問題は「過剰な空想(正常な社会生活にそぐわない不適応な空想)」と呼ばれています。
「過剰な空想」の症状のひとつに、鮮明な空想で、その空想の中での自分のキャラクターやシナリオもあって、空想しながら表情も動いてしまうものがあります。空想の認識があるので、「過剰な空想」は精神疾患と異なります。
こうした状況に苦しんでいる人は、注意欠陥多動症、うつ病、もしくは強迫神経症である可能性があります。「過剰な空想」には複数のオンラインのサポートグループもあります。
自分の不満から気をそらそうとしている!?
image via shutterstockゴージャスですばらしい空想につい取り憑かれてしまうのはなぜ? おそらく自分のことをユニークで魅惑的だと思えないから。自分自身や人生に感じる不満から気をそらすために空想するのかもしれません。
しかし空想から醒めるとき、目をそらしたい現実の自分の有様に打ちのめされ、落胆してしまうことに。結局のところ、自分自身を愛し、起きている間は自分の経験したいことに取り組むことが最高の治療と言えます。
自分に自信を持つには?
それは本当に全部ダメ? 自己肯定感が低い人が陥りやすい考え方
Sherry Amatenstein, LCSW/Ask a Therapist: "I'm Thinking of Quitting My Antidepressants. How?"Read this first because you need to be VERY careful about it./STELLA MEDIX Ltd.(翻訳)
コメント
人物のイラスト描いてると表情が描いてる通りになってしまうことはある。
>>4
多分問題ないぞ
基本的に依存症関連の精神障害は「生活に支障が出ているかどうか」が診断基準になってる だから例えギャンブルにドはまりしてもそれを支える経済力があればギャンブル依存症の診断は出ないし、逆に嗜む程度でも生活に深刻な影響が出ていれば依存症として治療の対象になる 何かにハマること自体は病気じゃないけど、「やめたいのにやめられない」になったら病気、というのが今の依存症診断の基本
それで一回職質受けたぞ。
だが止められない止まらない。発達障害持ちで、脳味噌が常時可動中なものでな。むしろ睡眠に入るのが難し過ぎてな……
(ID:6847371)
気が付くとゲスミンみたいな顔してるときがありますよ。